7.Datahand Keyboard のモード


 Datahandを使用して入力を行う場合には、NSA モード、ノーマルモード、ファンクションモード及びテンキーモードの、4つのモードがある。デフォルトの状態では、ノーマルモードとなっている。現在どのモードに入っているかは右手側キーボードの左上隅にあるモードインジケータで示される。(画像16)


画像16:右手側キーボードの左上隅にある、モードインジケータ

 一般的なアルファベットの入力はノーマルモードで行い、数字や記号を入力する時には、NSAモードに切り替えて使用する、といった使い方が、Datahand の基本的使用方法となる。以下、4つのモードについて解説する。

・ノーマルモード 
 通常のアルファベットを入力するモードである。アルファベットのキーアサインは、基本的に QWERTY キーボードと同じであるが、前述したように T、B、Y、N の4つのキーのみ QWERTY 配列と異なる場所に配置されている。ノーマルモードでは、モードインジケータが緑色に点灯している。ノーマルモードに復帰する場合には、左手ユニットの親指左上にあるレバーを上に押し上げることによって、モードを切り替える。

・NASモード 
 NSAとは、Numbers And Symbolsモードの略である。その名の通り、数字と#@等の記号を入力する際使用するモードである。このモードへは、右手親指を軽く下へ押し下げることにより入ることができる。押し下げている間だけ、NASモードとなる。NASモードでのキーアサインは、キーボード上部のインジケータのブルーの文字で表示されている。また、右手ユニットにあるモードインジケータが橙色に点灯する。数字を連続して入力する場合には、右手親指を深く押し下げる。こうすると NAS モードにロックされた状態となる。

・ファンクションモード 
 右手親指のレバーを上に上げることによって、ファンクションモードに入る。この状態では、F1~F12、Page Up、Doun Home、Endの各キー入力が可能となる。

・テンキーモード 
 テンキーモードには、NASモードにおいて右手の小指を右側に動かすことにより入ることができる。モードインジケータには、NSA モードを示すの橙色の点灯と共に、テンキーモードを示す赤色が点灯する。






<< 幻の最終回トップページへ

Copyright (C) Studio Pooh & Catty
1996-2005