ちょっと昔の映画だが､｢バブルへＧＯ!!　タイムマシンはドラム式(2006年製作)｣という映画を観ていたら､ポケベルが出てきて懐かしく思った｡そう言えば､ターミネーターでも､開始後59分09秒あたり､ドクター・シルバーマンがシュワちゃんとすれ違うシーンで､ポケベルに呼びだされてたりする｡

　しかし､ポケベルって言葉自体､もう死語だよなぁ｡ここに掲載した写真は､筆者が1994年当時に使っていた､NTT DoCoMoの｢カードV｣というポケベルである｡まだ動作するかどうか､試しに電池を入れてみたら､意外と丈夫なモノで､正常に動いているようである｡しかし､サービスが終了してしまった今となっては､電池を入れても時計としてしか機能しないけどね｡｡｡因みに､NTT DoCoMoがポケベルのサービスを終了したのは､2007年3月31日だそうである｡

　本題とは逸れるが､このポケベルには､｢PR2330｣という電池が使用されている｡空気亜鉛電池と呼ばれる燃料電池の一種で､使用開始時にシールを剥がし､電池内部に酸素を供給することで電力を得るというタイプのものだ｡同等型番の電池は､既に生産を終了している｡容量が比較的大きいものが多く､ポケベルや補聴器に良く使われていた｡