リストマーク 秩父の廃墟系2点(2003年04月)


■Part1:定峰峠入り口の廃車ヤード

 このページに掲載した廃墟系は、日窒鉱山を訪れた際、たまたま通りがかった峠道で発見したものだ。2ch流に言えば「廃墟系ハケーン!」といったところだろうか?通常、東京から秩父に向うには正丸峠を越えて行くのがオーソドックスなルートだ。しかし、正丸峠は渋滞することも多い。そこで今回は関越自動車道の東松山ICから国道254号に乗り、小川町から定峰峠を越えるというルートを取った。この廃車ヤードは、定峰峠の入り口付近、県道11号坂本寄居線の落合橋を左折してしばらく走ったところにある。

Google Maps上での位置は、下記の通り。
定峰峠入り口の廃車ヤード

 峠の麓には中古車屋と廃車ヤードがあり、峠道で不動となった車を引き取って置いている所が多いのであるが、この廃車ヤードは少し状況が異なる。置いてある車がどれも非常に「濃い」のだ。しかも、どの車も非常に状態が悪い。部品取り車として、徹底的にじゃぶりつくされたような感じを受ける。反面、廃墟系オブジェとしては、なかなか良くできているとも言える。

写真1.定峰峠入り口の廃車ヤードの全景。場所は東秩父村にあたる。規模は非常に小さいが、積まれている車の濃さはなかなかのもの。


写真2.廃車ヤード全景。ホンダLN360やハコスカ、ケンメリGT、シビックといった、国産旧車の名車が多いのが特徴。中央のぼろぼろになった車はハコスカの残骸。


写真3.ニコイチにでもしたのだろうか?ヤードの奥には真っ二つになったハコスカHTが宙に浮いている。


写真4.なかなか良い味を出していたフェアレディZ。ヤレ具合が絶妙だ。CDジャケットか何かの写真に使えそうな、デッドテクアートの世界。


写真5.ヤードの看板になってしまっている4ドアのハコスカ。アルミホイールが妙に新しくて、ミスマッチを起している。


写真6.ハコスカのボンネット。かろうじてL20エンジンは無事のようだ。外装は剥ぎ取られて跡形も無い。やはり部品取りに使われているようだ。タイヤのところに石の輪止めを置いてあるところを見ると、やはり「保存」されているもののようである。



■Part2:定峰峠の廃棄物置き場

 もう一つの廃墟系は、同じく定峰峠を越えて秩父側に入ったところの山道にある。すれ違いがやっとの県道11号を秩父方面に向って下り始めた辺りのところに、産業廃棄物が山のように堆積しているカーブがある。扇風機、バイク、自転車、冷蔵庫、電子レンジ、椅子、事務机、ドラム缶、ホイール、サッシ、廃材、洗濯機・・・・とにかくこれでもかというくらい、堆積している。最初は不法投棄の名所なのかとも思ったのだが、堆積具合を見るに、どうもそのようでは無さそうだ。

Google Maps上での位置は、下記の通り。
定峰峠の廃棄物置き場

 良く見ると、道路から一段下がったところに倉庫らしい建造物が見える。さらに、近くには人家と思しきものもある。どうやら廃棄物処理業者のヤードのような感じもしてくる。それにしてもだ。路肩にこのように廃棄物を積み上げるというのは、なかなか強烈である。あろうことか、この廃棄物の山の中には、「みんなの手でみんなのまちを美しく。ゴミを捨てないよう。長瀞町」なる看板も捨てられている。一体どういうわけでこのような堆積が出来てしまったのか。謎である。

写真7.定峰峠を越えて暫くすると飛び込んでくる風景。路肩一面の産業廃棄物の山である。右手前に伸びている道路は、道路の下にあるプレハブ小屋へと通じている。どうやら廃棄物処理を行なっている会社のようにも思える。このような積み方で、良く崖の下に落ちてしまわないものだ。道路進行方向が秩父市内方面。


写真8.路肩に積まれた廃棄物の山また山。左側にある立て看板には「みんなの手でみんなのまちを美しく。ゴミを捨てないよう。長瀞町」の表示がある。皮肉としか言いようのない風景。人為的に収集されてきたものであることには間違いないと思う。


写真9.廃棄物にはツタが絡まっているので、放置されてからかなりの年月が経っているものと思われる。緑豊かな自然の中にこの風景は、ちょっと強烈だ。


写真10.崖っぷちにへばりつくように堆積している廃棄物の山。向って左側には、なぜか洗濯機が整然と横に並べられて置かれている。


写真11.産廃カーブと勝手に命名した道を遠望したところ。道路から一段下がった左側には、プレハブの倉庫らしきものがあるが、人の気配は全くない。この倉庫の近くには、居住していると思われる人家が1軒あったので、おそらくはそこの持ち物なのであろう。




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