新宿西口の高層ビル街に駐車した500。

■新宿まで初ドライブ (1999/03/27 - 1999/03/28)

●1999年03月27日(土曜日)
 朝のうちは曇っていたが、お昼頃から雨が降り始めた。今日は友人のI氏を連れて、吉祥寺のショップへ行く。
 午後2時に吉祥寺駅改札で待ち合わせ、ショップへと向かった。店長さんも交え2時間弱、いろいろなことを話す。身長が180cmと大柄のI氏は、店内にあるデモ車の500に乗ると頭がつっかえると言っていた。彼は現在、ホンダのオデッセイに乗っている。実用的でトラブルが皆無ではあるが運転していて面白く無いので、FIAT 500に興味を示したようだ。

 ところで、筆者が悩んでいるブレーキの異音の修理については、来週月曜日の午後に工場へ車を持っていくということになった。店長さんの話しでは、4月末くらいに一回、点検も兼ねてチューニングを行いたいとのことである。

●1999年03月28日(日曜日)
 ずっと悪かった天候もようやく回復したが、まだ晴れ間は見えない。昨日と打って変わって、かなり気温が低くなった。雨の心配は無いし、今後は天気も回復傾向にあるため、500を洗車する。ここのところの雨で、かなり汚れていた。車体が小さいため、洗車はとても楽である。先日ショップで頂いたアルミニウム製のドア取っ手を取り付けた。
 洗車後、新宿まで往復のドライブを行う。慣れるに従って、だんだんと走行距離を伸ばしているが、新宿に行くのは初めてだ。

【2014年の追記】
都心での運転にも慣れるため、手はじめに日曜日の新宿西口へ行った。今でもそうだが、500を運転する時には、ある程度の緊張感を持っている。どんなに整備されているとはいえ、古いクルマであることには変わらないし、いつ何時何が起こるのかもわからない。適度な緊張感は、安全運転に必須である。納車後、だいぶ時間も経過したので、シフトチェンジの際にダブルクラッチには、かなり慣れてきた頃だ。


新宿西口高層ビル群の500。

新宿西口高層ビル群の500。

 もっと慣れてくれば、新宿程度を往復することなど何とも無くなるのだろうが、現状では、恥ずかしながらかなりの冒険だ。幸い道は空いており、マイペースで走行することができた。3速→2速や、2速→1速のシフトダウンは、ダブルクラッチが慣れてきたため、スムースに入るようになる。ダブルクラッチといっても、500はBEATと比べエンジ ンの吹けが遅いので、アクセルペダルをしばらく踏み込まないと回転がなかなか上がらない。これがBEATだと、レスポンスが異常に良いため、ペダルにちょっと触れるだけで回転がサッと上がるのだが。。。500だと、まるでバスを運転しているようである。相変わらずブレーキを踏むと異音がするが、当たりがついてきたのか、若干音が小さくなったような気もする。3速から4速へのシフトアップがまだ下手で、時々ギアを鳴らしてしまう。

【2014年の追記】
BEATと500。この極端に性格の異なるクルマを運転するのは、実に楽しかった。片やカリカリにチューンされた高回転型の3気筒エンジン。1万回転まであっという間に吹ける。片やあくまでもマイペースな2気筒OHVエンジン。ダブルクラッチはバスのようにアクセルを暫くの間シッカリと踏み込まないと回転が上がらない。どちらも、相応の魅力がある。


桜も開花してきた。

 新宿からの帰り、ガスが少なくなってきたため、納車後2回目の給油を行う。今回は、いつも利用している環八沿いのJOMOを利用した。ガソリンスタンドの兄ちゃんは、このクルマについてはかなり詳しい人で、「お!これはは給油口がフロントボンネットの中っすね?」って言ってきた。満タンは避けるとの注意事項を守り、ハイオクを10リットル分だけ給油する。


高層ビル街の500。



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