写真1.筆者のFIAT 500L リアウインドウに貼られたプレート類 |
今回はチューニング関連の話題では無いが、筆者がいつも乗っているチンクェチェントのリアウインドウに付けているプレートのお話しである。筆者がこの車を買ってから暫くしてからのこと、度重なる故障と不具合、さらには募る一方の路上エンコへの恐怖感などで、一時期本当に手放そうと思ったこともあった。実際、今まで持ちこたえて来たということ自体、結構驚いている。この継続の根底にあったものが、「挫折禁止」の精神というわけだ。 元々このプレート、冗談系グッズとして販売されていたものを、ある人からもらったものだ。筆者はこの「標語」がいたく気に入り、チンクェチェント購入1年後くらいからずっと車のリアウインドウに着けて走ってきた。以降、「挫折禁止」を座右の銘とし、メゲそうになるとこのプレートを見て頑張ってきたというワケで、そう思うと筆者も随分と単純な人間なのかも知れぬ。。。。ヽ(´ー`)ノ さて、チンクェチェントのように、いかにも非力でカワイイ格好をした旧車に乗っていると、その想像を絶する遅さにもかかわらず、後続車から煽られるということは意外にもあまり無い。まあ、煽ってもしょうがない存在だからだろうが。こんなカワイイ車を煽るなんて、幼児相手に真面目に喧嘩するみたいで、大人げないこと甚だしいしね。しかし、まれに煽ってくる不届きモノもいたりする。 そんなワケで、「挫折禁止」のプレートに加え、冗談で「あおり禁止」というプレートの付けてみた。図案は「挫折禁止」ほど良く出来てはいないが、それでもまあ、なかなかヒネった絵になっている。本当に不思議なことなのだが、このプレートを付けてからというもの、煽られることが激減したのだよ。。。いや、全く驚いたね!「挫折禁止」は、ある意味、自らの精神を律するための言葉であるのに対し、「あおり禁止」は明らかに後続車に対して警告を発しているからだろうかねぇ?このプレートを見て煽ってくるというのは、通常の神経の持ち主であれば、相当抵抗がある。というわけで、普段運転がトロくて煽られまくられているお方も、この際付けてみたらいかがでしょうか?
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写真2.ENIACのプレート(拡大) チンクェチェントに「ENIAC」プレート。謎かけみたいだな。。。 |
され、これら2つのプレートの他に、筆者の車には「ENIAC」のプレートも付いている。これには深い意味は余り無い、、、と書くと若干ウソになる。この「ENIAC」であるが、パソコン好きの人であれば知らない人は無い、世界最初の電子式計算機「Electronic Numerical Integrator And Computer(電子数値積算計算機)」の略称だ。1944年にペンシルバニア大学電気工学科ムーア校で製造された、米陸軍弾道計算用のコンピュータで、開発者はエッカートとモークリー。その発明特許を巡る裁判で、世界初のコンピュータ発明者は誰かが争われたことは、この手の業界の人には余りにも有名な事実である。IT産業に従事する者として、筆者もこのコンピュータの祖先に敬意を表し、自動車の原型とも言えるチンクェチェントに「ENIAC」のプレートを貼っているというワケだ。 このプレートは、実際に「ENIAC」本体に貼られていた金属製の銘板の写真を、スキャナで読み込んで作成したもので、筆者自作のもの。今どき、このプレートの意味がわかる人がどれだけいるのかは不明だが、いつか誰かが指摘してくれることを期待して、走っている。ヽ(´ー`)ノ
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写真3.リアビュー 後続車からはこんな感じに見えます。シャレでバンパーに「PANDA-Z」のステッカーなんかも付けてたりしてます。 |
写真4.オリジナルのENIACプレート ペンシルバニア大学電気工学科ムーア校で製造された「ENIAC」本体に付いていた銘板の写真がコレ。 |
【追伸】
*その1
*その2 |
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