板金作業中!
写真1.いよいよ板金作業が開始された 車輌を塗装ブースに持ち込んでの板金作業の現場である。写真撮影時点では、作業はかなり進んでおり、残すところあと少しの状態のようだ。 |
板金塗装準備のため工場での部品取り外しが終わった500は、塗装ブースに持ち込まれて板金作業が行われた。これはその時の模様を、オンタリオSS、Y口J郎さんに撮影して頂いたものである。お忙しい中、経過を記録して頂いた同氏に、改めて感謝したい。 筆者の500は、一見キレイに見えるのだが、細かいところではかなりやつれが出ていた。ドアの下やリアのピラー付け根付近には、500お約束の錆が出ており、一部は泡状にふくらんでいるところもある。ドアは無数の細かいひび割れが入っていたし、エンジンルームの内部も同様だ。 以下の写真を見てもわかるように、細かい点を洗い出して、全てタッチアップしているのが判る。泡状の錆は落とし、へこんだりゆがんだ部分は叩いて修正し、穴が空いた部分はパテを入れる。元の塗装の弱い部分は、一部剥離している。筆者はこの作業の状況を実際に見ていないが、きっと大変手間がかかるのだろう。。。 これら一連の写真を見て思ったのは、右側(助手席側)よりも左側(運転席側)の方がヤレが多いということだ。運転席のドアは、一番多く開け閉めするところであり、当然かなりの負荷がかかる。また、筆者の500は、一応屋根付きの駐車場に停めてあるのだが、運転席側の方が雨が当たりやすい。こういったことが原因で、長年に渡り錆の出方が異なってきたのではないだろうか?
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写真2.右側面部分 右フェンダーのドアとの境界辺りを、徹底的に修復している。 |
写真3.フロント・ランゲッジ内部 元の塗装が弱い部分は、剥離処理している。 |
写真4.ルーフ かなりの部分を剥離し、修復処理している。 |
写真5.右側リアフェンダー付け根の部分 500のウィークポイントと言われている所。筆者のクルマもご多分に漏れずここに泡状の錆が浮いていた。 |
写真6.エンジンルーム内部 |
写真7.左側リアフェンダー付け根の部分 ここも右側同様、錆が浮いていたところだった。 |
写真8.左リアのホイールハウス部分 オーバーライダーで手が届きにくかった部分に錆が出ていた模様だ。 |
写真9.同じく左リアのホイールハウス部分 ホイールハウスの周囲に渡って、錆とヤレが出ていた。 |
写真10.運転席側のドア ドアは左側のヤレが大きかったようだ。開けたり閉めたりする回数が多いため、塗装にヒビが入っているのは確認できていたのだが。ドア中央部を集中的に補修している。 |
写真11.左フロントフェンダー部分 この部分も、かなりの範囲に渡り補修している。 |
写真12.運転席側のドア下部 ここも500の泣き所である。ドア内部に溜まった水で錆びやすい所だ。筆者の場合、部分的に泡状になっていた。 |
写真13.右側Aピラー フロントウインドウに沿って、直線状に補修している。 |
写真14.右側フェンダー部分 ドアとの境界にかけて、かなり大規模に補修されている。 |
写真15.助手席側のドア下部 運転席側と同様、水が溜まりやすく錆が出やすい部分である。 |
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取材協力 オンタリオSSさん |
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