■ FIAT 500L Overhaul #14■

エンジン組み立て開始!(その3)


写真0.ついに組上がったエンジン本体!マンセー!!!
取り外した時の光景を知る人間にとって、信じられないくらいのコンディションに再生されたエンジン本体!オンタリオさんオリジナルのステンレスマフラーが、ド迫力である。このままガラスケースに入れて、眺めていたいくらいだ・・・
ヽ(´ー`)ノ


 前回に引き続き、オンタリオのY口J郎さんのご協力によるエンジン組み立てレポートである。今回はシリンダーヘッドの組み立てを行い、一気に完成までもってゆく。今まで丹念にリビルトされてきた部品類が組み上がって行く光景は圧巻!まさにエンジン再生の瞬間だ。この工程が終われば、後はボディに実装した後、テストラン→納車となる。

写真1.整備が終了したプッシュロッド・チューブ
バルブ用4本+オイルリターン用1本の計5本のプッシュロッド・チューブ。

写真2.プッシュロッド・チューブの取り付け
クランクケースにプッシュロッド・チューブを取り付けたところ。

写真3.シリンダーヘッドの取り付け
各チューブの高さが全て揃っていることを確認しつつ、シリンダーヘッドを取り付ける。その後、全ての袋ナットを指定された順番に従い、均等に少しずつ締め付け固定する。

写真4.シリンダーヘッド搭載
シリンダー上部にシリンダーヘッドが搭載されたところ。

写真5.シリンダーヘッドの上部
袋ナットを全て装着し、固定したところ。この状態ではまだロッカーシャフトは搭載されていない。

写真6.シリンダーヘッド上部のアップ
プッシュロッドの上部が見える。

写真7.ロッカーシャフト搭載!
シリンダーヘッド内部にロッカーシャフトがマウントされたところ。これでプッシュロッドとバルブとが、シャフトを介して接続されたことになる。

写真8.組み立てが終わったシリンダーヘッド
一連の作業が終了し、組み立てが終わったシリンダーヘッド。後はタペットカバーを装着するだけの状態。

写真9.タペットカバー搭載完了!
サンドブラストの後ウレタン塗装とクリアを吹いたタペットカバーを搭載したところ。まるで新車状態!キャブレターのベースマウントも取り付けられている。

写真10a.サーモスタットケース
タペットカバー同様、サンドブラスト、ウレタン塗装、クリア処理されたサーモスタットケース。どこもかしこも黒光りしている!!!

写真10b.サーモスタットケース搭載
クランクケース上部にサーモスタットケースを取り付ける。ケース下側にはフラップバルブがある。

写真11.フライホイール側から見たところ
サーモスタットケースをフライホイール側から見たところ。手前に突き出ているダクトは、エンジン冷却に使用したエアが出てくるところ。

写真12.Vベルト装着
冷却ファンとダイナモを駆動するVベルトが搭載されたところ。

写真13.キャブレター搭載
組み立てはどんどん進む!キャブレターをベースプレートに固定したところ。

写真14.スロットメカ部分
エンジンスロットのメカ部分のアップ。クロメートメッキされた部品が搭載されている。アクセルワイヤを介してスロットを開閉する部分。スプリングはアクセルリターン用。

写真15.エアカウル装着
最後に、冷却用エアカウルの搭載を行う。これはフライホイール側から見たところ。フレッシュエア取り入れ口の奥に、冷却用ファンが見えている。

写真16.エアカウル装着完了
冷却用エアカウルの装着が完了したところ。126用のエア・フィルターも搭載されている。

写真17.ステンレスマフラー登場
今回のチューンナップの目玉である、オンタリオ特製オリジナルステンレスマフラーが登場!細身の2本出しタイプ。う。う。う。美しい〜〜〜!!!萌え〜〜〜!!
(;´Д`)

写真18.エンジンユニット完成!
ついに組上がったエンジンユニット!後はボディに搭載するだけの状態。もう、言うこと無しの芸術品。。。

写真19.エンジンユニット完成!
フライホイール側から見たエンジンユニット。

写真20.エンジンユニット完成!
フライホイール側上部から見たエンジンユニット。


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取材協力
オンタリオさん


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