■ プラグ交換 ■

 プラグの交換は、被ってしまった場合を除いて、そうそう頻繁に行うこ
とはないと思われる。しかし、調子が悪い場合にはプラグの不良も考えら
れるし、プラグの焼け具合から車の状態をある程度把握することも可能な
ので、時々はチェックしてみた方が良い。              

プラグ交換                            

 プラグの交換に必要な工具は、プラグレンチである。チンクェチェントは
21mm径のプラグを使用しているので、21mmのレンチを準備する。こ
の時、マグネットタイプのものを購入しておけば、レンチに入ったプラグが
抜け落ちることが無く便利である。                  

 交換は簡単で、プラグコードを外してプラグレンチで緩めれば良い。筆者
のチンクでは、NGK の BP6HS という型を使用している(写真1)。これは 
オートバックス等で容易に入手可能だ。なお、新品の BP6HS プラグの電極 
間隔は、若干狭いようだ。ドライバー等でこの間隔をほんのちょっと広げた
方が良いそうである。間隔を調節する場合には、ドライバーを電極の上部に
当てるのではなく、必ず電極のサイドに当てて間隔を広げるようにする。 

写真1:NGK BP6HS プラグ

 プラグの状態を見てエンジンの燃焼を考察することも可能だ。マニュアル
等によれば、こんがりとキツネ色になっているプラグは、燃焼状態が良好と
のことである。筆者の場合、赤銅色になっており、かなり乾いているようで
ある。混合気の濃度が薄かったみたいだ。               

写真2:プラグ先端の焼け具合

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