幻の顔を復元することを報じるネット記事。
太陽の塔の第四の顔とも称される幻の顔は、現在、行方不明中だとのこと。

■幻の顔 (2014/08/04)

 新聞紙上に、1970年に開催された万国博覧会の「太陽の塔」につての記事が掲載されていた。「太陽の塔」には、未来・現在・過去を示す三つの顔があるのは有名だが、塔の地下にもう一つ、「地底の太陽」と称される第四の顔があったのだ。これが現在に至るまで、ナント!

 行方不明

 になっていることを、今初めて知った。

 行方不明って、あんなデカイ物、どうやったら無くなるんだろう?だって、中央に直径3mの顔を持つ全長13mの構造物だぜ!そう簡単に無くなるワケないだろうが。素朴な疑問である。

 それはさておき、筆者も小学生の頃、夏休みを利用して万国博覧会を見学した。当時の日記にも記されているが、とにかく人大杉状態で、主だったパビリオンは長蛇の列で入れなかった記憶がある。しかし、テーマ館と「太陽の塔」だけは、根性で並んだ。確かその際撮影したネガがあるハズだと部屋の中を探索する。

 こう見えても筆者は整理が良い方で、ものの10分も経たないうちに目的のものを見つけることができた。確かに「地底の顔」も撮影している。この時使用したカメラは、当時国民的な人気があった、あのオリンパスペンSSに外付けフラッシュを搭載したもので、フィルムは当然ハーフ判だった。その他に、本サイト「我楽多」にも掲載したブローニー版のカメラ、「RICHOFLEX Model VB」も持参した。

 太陽の塔の地下には、世界各国から集めた仮面の展示があり、それがものすごく面白かった。そのため、貴重なフィルムで何枚も仮面の写真を撮影している。

 とにかく、この地底の顔は復元されることになったようで、太陽の塔の内部も一般公開するよう動いているみたいだ。生きてるウチに一般公開されたとしたら、是非また見学したい。

 もう、あの万博から44年が経過している。当時の日本は元気だった。

 今日は昨日よりも良く、

 明日は今日よりも良い。

 そんな毎日だった。

 今となっては見る影も無い。



地底の顔(1970年08月撮影:オリンパスペンSS)。

太陽の塔の地下展示物。(1970年08月撮影:オリンパスペンSS)。

太陽の塔の地下展示物。(1970年08月撮影:オリンパスペンSS)。

太陽の塔の地下展示物。(1970年08月撮影:オリンパスペンSS)。

太陽の塔の地下展示物。(1970年08月撮影:オリンパスペンSS)。

太陽の塔の地下展示物。(1970年08月撮影:オリンパスペンSS)。

太陽の塔の地下展示物。(1970年08月撮影:オリンパスペンSS)。

太陽の塔の地下展示物。(1970年08月撮影:オリンパスペンSS)。

太陽の塔の地下展示物。(1970年08月撮影:オリンパスペンSS)。

太陽の塔の地下展示物。(1970年08月撮影:オリンパスペンSS)。

太陽の塔の地下展示物。(1970年08月撮影:オリンパスペンSS)。

太陽の塔の地下展示物。(1970年08月撮影:オリンパスペンSS)。

太陽の塔の地下展示物。(1970年08月撮影:オリンパスペンSS)。

太陽の塔の地下展示物。(1970年08月撮影:オリンパスペンSS)。



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