500と500のツーショット。日本で2008年03月15日に発売された新型FIAT 500とのツーショット写真は、今まで撮影したことが無かったよ。

■500と500 (2014/02/12)

 たまたま利用したコインパークで、新型FIAT 500の横に駐車した。新型FIAT 500は、2008年03月15日に日本で発売されたモデルだ。その後6年が経過したが、筆者の1971年式NUOVA 500とツーショットで写真撮影したことは、これまで一度も無かった。なお、発売後6年も経過していることもあり、もはや新型とは言えないが、ここではNUOVA 500と区別するため、敢えて新型500と称することにする。

 新型500が発売された時、筆者はこのクルマにかなり興味を持った。近所のFIATディーラーまで、NUOVA 500を乗り付けて見学に行ったものだ。時まさに2008年03月15日、つまり発売日当日のことである。さすがに1971年製造のNUOVA 500で見学に来る客は珍しかったと見え、店員は少なからず驚いた様子であったが、努めて平静を保っていたのが印象的かつ微笑ましかった。発売当日にも関わらず、ショールームは意外なほど空いていて、新型500をじっくりと見ることができた。確かに、現行車と比べるとコンパクトである。しかし、NUOVA 500と比較すると、やはり大きい。

 フォルクスワーゲンのNEWビートルや、BMWのNEW MINIも、オリジナルの面影を残しているが、やはり新型500にはかなわない。余裕があれば、NUOV 500と2台持ちしたいところだ、なんて思うこともあるが、その可能性は限りなく低い。なぜかと言えば、筆者には1986年製造のニッサン・サニーというセカンドカーがあるからだ。このクルマに対する筆者の思い入れは並大抵のものでは無く、完全にぶっ壊れるまで乗り潰すと誓っている。

 筆者の知人であり、流しの整備士をやっているRANDY氏は、新型500のTwinAirと呼ばれるモデルを所有している。モデルの名称通り、エンジンは2気筒で、気筒数だけ取ればNUOVA 500と同じだ。しかし、単純なOHVのNUOVA 500に対して、TwinAirは「直列2気筒8バルブ・マルチエア・インタークーラー付ターボ・875cc」という、オソロシイ仕様になっている点が異なる。

 元々、新型FIAT 500は、NUOVA 500の発売50周年を記念して作られたモデルだ。排気量やエンジンの位置こそ違うが、わざわざNUOVAと同じ2気筒のモデルを出すあたりが、FIATという会社の粋なところだと思うが、いかがであろうか?


新型500を手前に位置して撮影すると、NUOVA 500と比較して、かなり大きく見える。

新型500を後方に位置して撮影しても、、NUOVA 500と比較して、かなり大きく見える。要するにどこから見てもデカイのだ。

無理して背面から撮影してみた。後ろ姿は、丸っこいお尻のNUOVA 500の圧勝!

NUOVA 500の運転席から、新型500を見る。




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