■闘病日記 其の二十 【チューブレス】 (2013/11/25)

 手術後5日目にして、漸く体に入っているチューブ類全てが外れた。久しぶりのチューブレスである。自由に動けることが出来るので、身心共に楽になる。

 午前中に、腹部右に入っていたドレーン・チューブが外された。主治医の先生がやってきて、ドレーンの状態を確認したあと、あっという間に抜いてしまう。痛みや違和感は全く無かった。これは意外であった。けっこうな太さのシリコン製チューブが、一見無造作に腹の中へ突っ込まれた状態だったので、抜く際にはまた痛い思いをするのだろうと覚悟していたからだ。

ヒトの体って、意外と単純だな。

 午後には、待望の点滴ラインが外れる。これでめでたくチューブレス状態となった。リハビリを兼ねて、院内を動きまわる。患部の痛みは若干あるものの、日を追う毎に良くなっている。ただし、咳をすると悲鳴が出そうになるほど痛い。

 手術後の経過が予想以上に良いということで、退院日をいつに設定するかという話しが出てきた。

(つづく)



11月25日(月曜日)の朝食。ここまでは、3分粥の低残渣食。
・3分粥(200g)
・実なし味噌汁
・温泉卵
・減塩醤油
・かつお節みそ
・ホット牛乳

11月25日(月曜日)の昼食。ここから、5分粥になる。アップルゼリーが結構美味い。
・5分粥(250g)
・花麩の清汁
・ソーセージのおろし煮
・にんじんの煮物
・アップルゼリー
・食塩

11月25日(月曜日)の夕食。5分粥の低残渣食。ヨーグルトは低脂肪なので、あまり旨くない。
・5分粥(250g)
・茄子の味噌汁
・空也蒸し
・南瓜の含め煮
・アップルジュース
・ヨーグルト
・食塩




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