食事を再開するにあたり、注意すべき点3つを記したもの。

■闘病日記 其の十九 【管理栄養士と食事再開】 (2013/11/24)

 耳栓をしたおかげで、昨夜は熟睡することができた。色々と問題のあった認知症の患者も、どうやら個室に移動したみたいで、フロアもだいぶ静かになる。ヤレヤレ・・・

 今日は、お昼から食事が再開された。それに先立ち、管理栄養士の方から事前説明を受けた。私を担当する管理栄養士は、Nさんという笑顔がステキな女性であり、かなり細かい説明をしてくれた。大腸切除の手術後ということもあり、食事には気を付けなければならない点が多いのだ。

 先ず、食事をする際の重要事項を書いた紙を渡された。胃の中に何も入っていない状態なので、普通に食べると、かなりの確率で「吐く」。これを防止するためには、少量を、良く噛んで、ゆっくりと飲みこむこと!

当たり前のことのように思えるが、これが意外と難しい。

 食事となると、ついつい普段通りの速度で食べてしまう。ましてや、久しぶりの食事でお腹も空いていれば、早食いになるのも仕方無い。で、がっついて食べると、「吐く」。難儀なモノである。

 ついでに、今後の食生活で注意することも教えてくれた。私の場合、大腸を切り貼りしたので、腸閉塞になる可能性が普通の人よりも高い。よって、便秘になったら要注意ということだ。通常であれば、便秘の時には繊維質を多く取るようにするが、腸閉塞の可能性がある場合は、そうとも言えないのである。

 一番気になっていたアルコール飲料であるが、今後永遠に飲めないというワケでは無かった。退院した後、次の外来で検診する頃には、少量であれば飲んでも構わなくなるようだ。酒好きの私は、一生飲めなくなるのは死ぬほど辛いと思っていたので、とりあえず安心する。

 痛みも治まってきたせいか、今日からとてつもなく退屈になった。喉元過ぎれば何とやら、である。

(つづく)



管理栄養士の方からもらった、「バランスの良い食品構成表」その1。
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管理栄養士の方からもらった、「バランスの良い食品構成表」その2。
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11月24日(日曜日)の昼食。手術後最初の食事。3分粥の点残渣食だった。
・3分粥(200g)
・実なし味噌汁
・卵豆腐あんかけ
・冬瓜の含め煮、ピューレ
・黄桃缶、ピューレ
・食塩

11月24日(日曜日)の夕食。まだ3分粥の点残渣食。
・3分粥(200g)
・スープ(汁のみ)
・ポタージュ
・白菜の洋風煮、ピューレ
・ピーチジュース
・ヨーグルト
・食塩




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