大宮前の大欅の切り株。大欅は2本あって、こちらは大きいほう。写真ではなかなか伝わらないけど、確かに巨大だ。中空になっているのを見ても判るように、幹の内部は朽ちて空洞になっていたようだ。

■巨欅(2013/09/14)

 筆者宅の近くに「大宮前の巨欅(オオケヤキ)」跡がある。筆者が小学生だった頃、ここに、それはそれは立派な欅の大木があった。推定樹齢350年というこの大木は、昭和56年10月29日に伐採されてしまった。原因は、長年に渡る排気ガスとスモッグによる枯死である。高度成長期、まだ排ガスが汚かった頃、光化学スモッグが社会問題になっていた時から、この欅は蝕まれてきたのである。ここがもし、空気がキレイな場所だったら、まだ残っていたであろう。

 当時を懐かしむ人も多い。わざわざ切り株を撮影するために訪れる人もいる。推定樹齢350年というだけのことはあり、切り株も大きい。但し、中央部分が空洞になっており、終盤はかなり危うい状態にあったと見受けられる。倒木の怖れが大きかったので、伐採となったようだ。

 さて、国産初の小型固体ロケットエンジン搭載のイプシロンの打ちあげも成功裏に終わったことでもあるので、今日はお祝いに500を運転する。しかし、まだ暑い。最高気温は32℃と、一時の猛暑の勢いは無くなったものの、湿度が高くて参る。それもそのハズだ。台風18号が接近中と聞く。台風が通過するまで、暫くの間は、安全のため家に引きこもることにする。

 今日は、運転のついでに、定期的に実施している500の底部点検も行う。何のこたぁ無い、デジカメを車体の下に突っこんで撮影し、後でPCの大画面でおかしな所が無いかどうかを確認するだけなんだけどね。



大宮前の大欅の、ちいさいほうの切り株。小さいとはいっても、なかなかの太さだった。こちらも幹の中央部分が空洞になっている。

昔を懐かしんで来る人も多いようだ。切り株の前には、このような看板が用意されている。本来は大欅が元気だった頃のカラー写真が貼られていたのだが、長年紫外線を浴びてせいで、画像は全く残っていない。


恒例の車体下定期点検。ミッション部分の撮影。

同じくミッション部分。

後輪のドライブシャフト。

同じく後輪ドライブシャフト。

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