新宿定点観測に使用している「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」20階から、新宿駅南口を俯瞰する。最初の撮影は2000年12月24日。あれから13年近く経過したのが、下の写真だ。南口の様相は確かに変わったが、13年経過してこれだけかよ!って言いたくもなる。

■新宿定点観測(2013/09/12)

 仕事で新宿へ行く。ついでに、久しぶりだからと、定点観測を行ってきた「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」20階ロビーに立ち寄る。

 JR東日本では、「新宿交通結節点整備事業」として、南口に人工地盤を構築し、バスターミナルを建築中だ。その工事は、2000年頃から徐々に始まっており、13年経過してやっとターミナルの外観が見えてきた。案外気の長いハナシなのである。筆者は、この13年間、新宿に立ち寄る際には、ヒマを見つけてはホテルセンチュリー20階ロビーから、この工事の模様を定点観測していた。これもまた、気の長いハナシなのである。

 この定点観測については、「新宿定点観測記(2011/12/10)」として、本コラムにも掲載している。なお、全く関係無いが、ホテルセンチュリー20階のトイレは、筆者思うに「新宿で最も眺望のすぐれたトイレ」だと信じている。行ってみればお判りになるが、たかだかトイレなのに、洗面所が全面ガラス張りとゴージャスで、昼間はモチロン、夜はさぞかり夜景がキレイだろうと思う。雰囲気が良いので、コトを落ちついて済ますことができる。オヌヌメなのである。


新宿駅南口の再開発に伴い、駅前の風景も激変した。2001年に撮影した南口駅前は、新宿高島屋と紀伊國屋ビルが両方とも良く見えたが、本日撮影した写真では、建築中のターミナルに遮られている。都市の景観も、変わりゆくものなのだ。

新宿一眺望の良いトイレである、ホテルセンチュリー20階ロビーのトイレから撮影。高島屋ビルの向こうに遠くスカイツリーが見える。このような豪華な眺望から用を足すことができるのは、なかなか気分が良い。因みに、この光景は、手洗い場からのものであり、用を足す所は、キチンと閉鎖空間になっているので、誤解無きよう。

筆者がいつも持ち歩いているCanonのコンデジ、IXY-600Fで、x8望遠モードで撮影したスカイツリー。コンデジのくせに、けっこう頑張っていると思う。

一方、こちらは、2012年03月13日に、Kodakの伝説のデジカメ、Share MAX Z990を使用して撮影したもの。Share MAXについては、いずれ機会を設けて紹介したいと思っているが、このデジカメは日本未発売製品なので、知名度は絶望的に低い。最大の特徴は、フィルムメーカーであったKoadk社の、色作りへのこだわりが最大限発揮された各種マニアックなモードと、光学x30ズームという高性能レンズだ。この写真は、何倍のズームで撮影したのか忘れてしまったが、おそらくx20以上だったように思う。撮影時は手持ちだったので、それ以上ズームするとブレまくってしまうのだ。さらに、三脚無しでの高倍率では、ファインダーでの被写体把握が非常に困難だ。

ムチャを承知で、手持ちでx30プラスx5のデジタルズーム機能を用いて撮影したスカイツリー。撮影は2012年03月13日。因みにx30ズーム時には、35mm換算で約840mmの望遠となる。この日は若干霞がかかっていたものの、スカイツリーの天望回廊に人が居るのが確認できた。

こちらは、当日Canonのコンデジ、IXY-600Fで、x8望遠モードで撮影した東京タワー。中央に見える緑色の高層建築は、六本木一丁目にある泉ガーデンタワー。x8ズームだと、まあこんなモノである。

同じ東京タワーを、Kodak Share MAX Z990で撮影したもの。倍率は忘れてしまったが、手持ちでの限界であるx20くらいだったように記憶している。

小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」20階ロビーの窓ガラスを額縁に見立てて撮影。


13年間に及ぶ新宿定点観測の記録を、GIFアニメにしてみた。2秒ごとに切りかわる。撮影日時は等間隔では無い。初期と最後は、撮影日の間隔が短い。



小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」20階ロビーまでの展望エレベーターの様子 (動画)



小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」20階ロビーにあるトイレから眺めた都心方面の眺望。たかがトイレの洗面所でも、このようなゴージャスな風景が楽しめる。(動画)



新宿駅南口から高島屋方面を望む。 (動画)

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