初代iPodに内蔵されている故障した1.8インチHDDを取り外す。 |
■ 初代iPod 其の四【修理!】 (2013/06/28) 今回ばかりは、ジャンク道を究める波多利朗自身、呆れるほどの失態を演じてしまったよ・・・ まあ、聞いてくれ。 以前より取りあげている初代iPod。内蔵のHDDが不良になっているらしいので、交換してみることにした。まあ、この時点でかなり呆れるんだけどな。だいたい、こんな大昔のガジェットにムキになって取り組むこと自体、意味無いと言われそうだが、どっこい筆者はこういうおバカなことは大好きなのだ。なので、今回も真剣に対応した。 先ずは良品の1.8インチHDDを入手することがら始める。初代iPodには、東芝のMK5002MALという型番のディスクが入っていたことは前回触れた通りだが、今どき容量たったの5GBのHDDなんて入手することは困難だ。オクで検索をかけてみると、「MK3004GAH、30GB、1.8インチHDD」というのが@800円で出ているのを発見する。一応、動作品である。さっそくコイツを購入したのだが、この時、カンジンなことを確認しなかったのだよ。 ご存知の通り、1.8インチのHDDには、厚さ5mmと8mmの2タイプが存在する。筆者はてっきり、このHDDが5mm厚だと思い込んで購入してしまったのだ。後で考えたら、事前にデータシートを確認しておくべきだった・・・ 届いてビツクリ!なんか厚いじゃん?これ!ってもう、アフター・ザ・フェスティバル状態ですな。これは確認しなかった自分が悪い。しゃーないので、コイツを使って初代iPodの修理を行うことになったというワケである。なお、この時のワタクシの精神状態は、下記に掲載した動画が良く現しているので、ご参考に・・・
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WEB(TouTube)の有名動画。HDDが届いた瞬間、まさにこの動画と同じ精神状態に陥った!
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搭載されていたHDDを取り外す。コネクタには赤枠で示したような切り欠きがあるので、ここにマイナスの精密ドライバーを入れるとカンタンに外れる。 |
不良HDDを取り外したところ。まあ、外すのは簡単なんだよ。。。 |
右が搭載されていた不良HDD。左がオクで買った良品HDD。一見同じように見えるのだが・・・ |
オーマイガ!!!厚さがちゃうやんけ!手前は5mm厚。向こうは8mm厚。 |
くどいようだが、比較写真である。もう、何も言えません。 |
重ねてみますた。明らかに厚さが異なります。本当にありがとうございました! |
でもまあ、せっかくだから本体に入れてみたよ。 |
厚すぎて、裏蓋が閉まらないでやんの。ハハ!笑うしかねぇや。。。 |
でもまあ、せっかく購入したんだし、試しに初代iPodに入れてみることにした。あっさりと認識され、iTunesで初期化も完了し、晴れて30GBの初代iPodが復活した!但し、裏蓋が閉まらないという、まことにおマヌケな状態ではあるが。 確か初代iPodは、5GBと10GBの2種類しか無かった。第2世代のiPodも、10GBと20GBの製品しかラインナップされておらず、30GBというのはイレギュラーである。HDDのI/FはATA-100なので、そこそこ大容量のHDDまでは認識することが可能だということが、今回の実験で判りますた。 さて、終電は何時かな?じゃねえ、5mm厚のHDDを探すとするかな・・・・ 合掌! (-人-)
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復活した初代iPod。使用可能容量27.8GB。曲の転送も再生もオツケイ。けなげに動く姿に、深く感動する。でも、裏蓋が閉まらない・・・ |
iTunes上で認識された改造iPod。ファームはアップデートされていたようで、1.5になっていた。ちゃんと27.8GBの容量が表示されているのが、なぜか哀しい。 →拡大 |
iTunes上での情報表示画面 →拡大 |
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