Sunstar製 1/18デロリアン DMC-12(1981年)ステンレス色。同モデルには、BTTFで改造されたものが数種類あるが、オリジナル仕様は珍しい。なお、2台あるのは保存用といじる用。ま、当然でショ。黒い冊子は、実車の販売時のカタログである。

■デロリアン (2013/06/27)

 言うまでも無い、映画BTTFに出てきたタイムマシン、デロリアンのオリジナル仕様1/18ミニカーである。このクルマ、個人的に好きだなぁ。。。

 このクルマが世に出たのは1981年。デザインはモチロン、イタルデザインのジョルジェット・ジウジアーロである。クルマ自体もカルトだが、デロリアン社の社長もぶっ飛んでいて、会社の資金を横領するわ、コカイン保持容疑で逮捕されるわといった具合で、逸話にゃこと欠かない。稀少性と特徴的なデザインから、スーパーカーと呼んでも良いかもしれないが、スペックは凡庸なので、スペシャリティーカーという範疇に入るようだ。さしずめ、トヨタの初代ソアラみたいなモンですな。

 BTTFでは、ドクがタイムマシンにこのクルマを選んだ理由として、「どうせ作るのならカッコ良い方がいいだろう。」と話している。確かに80年代の雰囲気が詰まっていて、癒されるよねぇ。しかも、実用性はゼロに等しいし。

 かなり前、かれこれ20年近くの昔しだが、一度だけ神保町で実車が走っているのを目撃したことがある。一説に寄ると、製造台数は9,000台程度とのことで、とても少ない。しかし、ヤフオクをウォッチしていると、たま〜に実車本体が出てくることがある。日本にも好き者がいるという証拠であろう。

 なお、お台場MEGAWEBにある「ヒストリー・ガレージ」の、「ヒストリックカーコレクション」のコーナーに、デロリアンの実車が展示されている。同博物館のWEB上では、デロリアンが短命に終わった理由として、「ドアが事故の時に開かなくなるという噂が流れ、1年で姿を消してしまった」とある。ホントかよ?ここまでカルトカーになると、もう何でも有りの世界だな。この博物館、雰囲気も良いので、旧車好きには楽しめるよ。









デロリアンはこの角度から見るのが一番好きだなぁ。。。

お台場MEGAWEBにある「ヒストリー・ガレージ」に展示されているデロリアンの実車。何分館内が暗いので、写りは余り良くない。2002年03月14日撮影。カメラはKodak DC-4800。

お台場MEGAWEBにある「ヒストリー・ガレージ」に展示されているデロリアンの実車。運転席に座ってみたかったのだが、進入禁止。車内は呆れるほど狭いね。映画BTTFでは、ここに3名乗車していたシーンがあるが、あれって結構タイヘンだったんじゃないかな?2002年03月14日撮影。カメラはKodak DC-4800。

発売当時のカタログ。ところで、デロリアンって前輪と後輪の大きさが違うんだね。
カタログのPDF。

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