Mobi-Lensは､モバイルデバイスのカメラをワイドおよび魚眼レンズに変身させるアダプタである｡なぜこのようなモノがあるのかは､説明すると長くなるので省く｡いや､やっぱり書いておこう｡とあるヒトが自分用にとネットで購入したのであるが､あいにくと届いた製品が自分のスマホにうまく装着できず､諦めていたものを頂戴した､という次第である｡なぜうまく装着できなかったのか？理由はカンタンで､スマホのレンズの位置とスマホ本体の厚さが合わなかったのである｡この｢Mobi-Lens｣は､一応汎用性があるように謳っているが､ほぼiPhoneやiPod Touch向けに造られていると言っても良いだろう｡だから購入の歳には､自分のスマホのレンズの位置とかスマホの厚さに注意が必要ってワケである｡

　｢Mobi-Lens｣の詳細についてはここを見て頂くとして､さっそく手持ちの第4世代 iPod Touchに装着してみる｡今回使用したのは､｢x.067倍のWIDEコンバージョンレンズ｣と｢FISH EYE LNES 180°｣の二種類だ｡搭載方法は､デバイスにクリップで挟みこむように装着するもので､モノの造りこみはなかなか良い｡レンズの両側にはキャップが付いている｡外側のみならず､デバイスに密着する内側にもちゃんとキャップがあるのは､丁寧な作りと言えよう｡因みに内側キャップは､マグネットで装着するようになっている｡

　装着時は､ズレないように位置を調整するのが若干やっかいなくらいで､特に難しいところは無い｡第4世代 iPod Touch内蔵のカメラを使用して､渋谷のヒカリエでテスト撮影を行う｡最初に､ノーマル状態のiPod Touchで撮影した後､｢x0.67｣､｢FISH EYE｣､そして最後にデジカメの Canon IXY 600Fでの28mmノーマルと､全部で4種類の撮影を行った｡ホントウはもっと高性能なモバイルデバイスのカメラを使用したいところなのだが､あいにくと筆者は､写真撮影には､しっかり｢デジカメ｣を使う主義の人間であるため､手許にある第4世代のiPod Touchのカメラしか使えなかった｡｡｡