■Kindle Paperwhite (2013/05/08)
遅ればせながら「Kindle Paperwhite」を購入した。Kindleについては、以前からウォッチしていたのだが、どうも今一つ書籍の品揃えが悪いように感じていた。でもまあ、ライブラリはそのうち増えるだろうし、何より税込み7,980円(送料無料)というのが魅力で、買ってみた。Kindleには、他にも色々なグレードがあるが、敢えて最下位モデル、もとい、最もシンプルなモデルを選択する。
そもそも、電子書籍リーダーとして使用するのであるからして、カラーである必要は無い。またe-inkディスプレイで読書をした際に、どのような感じなのかを確かめる必要がある。最大の理由は、バッテリーの持ちであろう。スマホにしろタブレットにしろ、今の端末は、どれも色々な機能がてんこ盛りされているので、バッテリーがあっという間に無くなってしまう。本末転倒である!「タブレット、電池なくなりゃ、只の板 (詠み人知らず)」とは、良く言ったものだ。「Kindle Paperwhite」は、その点を徹底的に追及しており、カタログベースでは「ライトをつけても8週間使える超長寿命バッテリー」を謳っている。ホントウに8週間持つのかどうか、まだ試してはいないが、これは心強い。
届いた箱は、ちょっとオシャレなアマゾンの箱ってところだ。電源を入れると先ずWiFiの設定を促され、それが終わると、終わりである・・・アマゾンで買ったモノだから、既にアマゾンのユーザIDが紐付けられているため、即使用することができるというワケだ。これが他の端末と圧倒的に異なる点であろう。そう、お買物専用端末なのである。
本体のレビューについては、WEB上に腐るほど書かれているので、そちらに譲る。、個人的な使用感は大変良好で、なんといっても読みやすい。e-inkは残像があるものの、動画を再生するワケじゃないので、気にならない。但し、スクロールについてはやはり遅い。ページめくりは何とも無いのであるが、スワイプやスクロールさせると、動作がもっさりする。これはディスプレイの仕様なので、ある程度しかたがないのであるが、もうちょっと機敏に動いてくれると快適である。なお、ブラウザ機能も搭載されているが、これは完全にオマケ機能と割りきるのが正解であろう。使えることは使えるけど、あくまで緊急調査用途としてのツール程度に考えていた方が良い。内蔵メモリは2GBで、そのうち使用可能領域は1.25GBとのこと。電子書籍を前提に考えれば、充分と言えるだろう。
後は、品揃えが充実するのを待つばかりである。これで出張時も退屈しなくて済むよ。
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