新規購入したHP社製マシン、Elite 8300MT/CTの内部 →拡大 |
■マシン新調 (2013/04/19) このコラムで、昔々のその昔、DELLの鯖を購入した記事を掲載した。「DELLの鯖を買う (2005/06/24)」の回である。それから8年間に渡り、このDELLマシンを使い続けてきた。途中、HDDを2回換装し、メモリを増設し、そうこうするうちにPCI Express x8に突き挿した特注改造グラボが壊れ・・・考えてみると実に色々なことが有ったなぁ。 このDELLマシン、CPUには2002年11月に発売されたintelのハイパースレッディング・テクノロジー(HT:Hyper-Threading Technology)Pentium 4(2.4GHz)が搭載され、当時としてはそこそこの処理能力があった。しかし、VMWare Serverの最新版をインストールすると、起動に5分はかかるという、まあ、今となってはタブレット以下の性能に堕ちてしまったのだ。時代の趨勢と言えばそれまでだが。。。まだまだ元気で使えるが、如何せんOSであるWindows XPの公式サポート期限が、2014年04月09日に迫っている。加えて最近ではMSがWindows8を少しでも買わそうと躍起になっており、Windows7プリインストールマシンが、続々と姿を消している。 実際、HPオンラインでは、個人ユーザ向けにはWindows7マシンの販売を終了しており、法人ユーザしか購入できない。筆者は幸い法人格を有している事業者なので問題は無かったが、個人ユーザにはもう既にOSの選択肢が無い。この記事を書いている時点で、Windows8は悪評ばかりで良いトコロが全く無い。XPも出始めの頃には評判が悪かったが、Windows8は群を抜いて悪そうだ。MSのOSでは、奇数バージョンが当たり、偶数バージョンがハズレという、有名なジンクスがあるそうだが、どうやらこのジンクス、確実のようである。 で、購入したマシンであるが、HPオンライから「Elite 8300 MT/CT」というタワーモデルを選択し、カスタマイズを行った。CPUはintelのCore i7-3770(3.4GHz)という、この時点で選択できる最上位版を選ぶ。OSはWindows7の64ビット版。メモリは16G、HDDはOS起動用に128GBのSSD、データ用に1TBのHDDを搭載した。グラボは、どうでも良かったのだが、AMD Radeon HD 7450を搭載したものを選択。正直言って最近のグラボ事情には全く疎いので、そこそこ速ければ何でも良い。 DELLの鯖はプラスチック筐体だったが、HPは鉄板でいかにも放熱が良さそうだ。しかし、何と言ってもHPのマシンは「MadeinTOKYO」である、というのが、最大の購入理由だ。最初はDELLも考えていたのだが、身近の人がDELLを導入し、1年経過しないうちにマザボが壊れたというハナシを聞いて止めた。なお、自作しなかったのは、単に自作するのが面倒になったからと、自作した方が高く付くからに他ならない。自作っつったって、面白くも何とも無い、ただの苦行に過ぎないからねぇ・・・ で、動作だが、「アタリマエに速いでつ」。本来ならベンチマークとか嬉々として行う所であるが、もうそんな無意味なことをする歳では無くなった。体感的に爆速になれば、それで良いのである。因みに古いDELLの鯖は、バックアップ機としてまだ動かせる状態に置いてある。
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