12ケ月法定点検済みシール 昨年は車検、今年は点検。製造後26年経過してはいるものの、怪しいところは大体整備してきたので、今回は何事も無く済むハズであったのだが・・・ |
■法定点検−27年目突入 (2012/07/28) 1986年に新車で購入した足車、ニッサン・サニー・スーパーサルーン(HB12-BFY型)の、27年目突入の12ケ月法定点検である。昨年の車検で、リア・ストラットとマフラーを交換するという、かなり大がかりな修理を施しており、これでもう致命的なバグは潰し尽くしたかなと思っていた。今回の点検のメインは、前回から指摘されていたリア・ブレーキ・シューの交換だ。昨年の車検では残り2mmになっていたので、迷わず交換する。 ところが、、、である。整備士の方から「エアコンの効きが悪いようですが?」との指摘が有る。調査してもらったところ、冷媒は抜けていないようであるが、エアコン関係の重要部品であるリキッド・タンクが劣化しており、これが原因で冷えが悪くなっているとのこと。どうりで最近、エアコンを最大にしても、涼しくなかったワケだ。。。 今年の夏は暑いし、今後地球はどんどん暑くなるだろうから、さっそく修理を依頼する。ここで最大の心配は、果たしてまだ部品が有るだろうか?ということだ。ディーラーに問い合わせたとことろ、入荷に1ケ月ほど時間がかかるが、まだ入手可能とのこと。1ケ月も経過したら夏が終わっちまうが、しょうがない。これから一生エアコンが使えなくなるかもしれないことを考えれば、1ケ月なんて短いモンだ。そのようなワケで、今回はクルマを一旦引き取り、部品が入荷次第、再度入庫することとなった。
しかし、前回のマフラーといい今回のリキッド・タンクといい、まあ良く部品が残っているものだと感心する。このクルマ、決して特別な車種では無いし、ましてや貴重なものでもない。発売された当時は、使い潰し前提の庶民の足クルマ、会社の営業車だったのである。そのようなクルマの部品が、30年近く経過しても手に入るっていうコト自体、驚きを通り越してオソロシイね。。。 |
27年目を迎えたニッサン・サニー・スーパーサルーン(HB12-BFY型) →高解像度JPEG |
27年目を迎えたニッサン・サニー・スーパーサルーン(HB12-BFY型) 経年変化でナンバープレートの地色が剥げてきたよ。 →高解像度JPEG |
これだけじゃツマラナイので、露天駐車で26年経過すると、色んな所がどう劣化するか?をいつくかの写真で示しておこう。とは言ってもこのクルマ、8年前にオールペンを施しているので、塗装については26年前のものでは無い。
|
シール類 懐かしい「無鉛」シールも、紫外線浴びてこの通り。でもまあ、隣りに貼付されている、何が何だか判らなくなってしまった脱色シールよりはマシだけど。因みにこの「無鉛」シール、今でも復刻品として入手可能。筆者のFIAT 500Lには、復刻版のシールを貼っている。 →高解像度JPEG |
JAFバッジ かろうじて「JAF」と読めるバッジ。金属製。36年前に入会した際にもらったモノ。免許取り立ての最初の10年間は、スカイライン、ケンメリのフロントグリルに付いていた。現在では、JAFの会員バッジはこのような金属製では無く、シールになっている。 →高解像度JPEG |
ドアの錆 外装は8年前にオールペンしたので、そこそこの状態を保持しているが、内装はあちこち錆が出ている。運転席後部のドアにも、この通り。実はつい最近まで、ここが錆びていることを知らなかったりする。それほどこのドア、開ける機会が無かったし、開けても錆に気が付かない場所だった、ということだ。 |
トランク内側の錆 防錆処理として強力なカチオン塗装を施してあっても、錆は出る。トランク内側にも小さいが錆ているところがある。因みに左上に写っている初心者マークの磁気シールは、免許取得時に購入したもの。 |
リア・ドアのピラー ちょっと判りにくいけど、リアのドアピラーの所を見てくれい!本来はブラック塗装されていたところが、剥げ落ちて白い地が出てしまっている。 |
Copyright (C) Studio Pooh & Catty 1996-2012 |