閉館直前の東急文化会館 2003年6月20日午後5時32分24秒撮影。この年の6月末で、東急文化会館は閉館し、解体された。1Fの映画館「渋谷パンテオン」最後の上映は、「マトリックス・リローデッド」。 →高解像度JPEG |
■東急文化会館 (2011/06/20) 2003年6月末、渋谷にあった東急文化会館が閉館された。開館は1956年12月1日のことであるから、実に47年もの長きに渡り親しまれてきたことになる。幼い頃渋谷で育った筆者としても、思い入れの深い建物だった。特に、8Fの「天文博物館五島プラネタリウム」には、良く通ったものだ。 ここに掲載した写真は、閉館間際の2003年6月20日金曜日、会社の帰りがけに撮影してきたものだ。撮影後8年間、デジカメ画像を暖めてきたのだが、ようやく掲載しようと思う。撮影機材は、コダック社のDC-4800+21mmのワイドコンバージョンレンズ。このデジカメは、高々300万画素であったが、操作性の良いダイアル式の絞り設定と、驚くほどの写りの良さから、長い期間愛用していたものだ。
写真撮影時は、フラッシュは使用していない。また必要な場所では撮影の許可も受けている。当日は五島プラネタリウムで式典が催されており、見学者が別れを惜しむパーティーを行っていた。 |
東急文化会館外観 渋谷駅南口、玉川通りと明治通りの交差点にかかる歩道橋の上から撮影。既に解体用重機が用意されている。壁面には「閉館」記念のファイナルキャンペーンの幕が下がる。 →高解像度JPEG |
東急文化会館ご案内のプレート。階段踊り場に設置。 →高解像度JPEG |
東急文化会館催物ご案内掲示板。階段踊り場に設置。 特選食堂街では飲み放題コース、文化特選街ではご愛顧感謝セールが実施中だった。 →高解像度JPEG |
甦れ!東急名画座 東急名画座では、「甦れ!東急名画座」と題して、上映を行っていた。過去に上映された懐かしい映画のポスターが見える。 →高解像度JPEG |
1F。渋谷パンテオン入口。 最終上映は「マトリックス・リローデッド」。中央エントランス鑑賞券売り場を、21mmのワイドコンバージョンレンズを付けて撮影。 |
2F。文化特選街。 左側奥が、JR渋谷駅方面へと通じる連絡通路口になっている。エレベーターの右側にあるフルーツパーラーは、その昔蕎麦屋であったような記憶がある。 |
3F。資生堂ビューティーサルーン。 |
4F。特選食堂街。 |
エレベーター 3基あるうちの2基を撮影。中央に丸いアナログ時計、石張りの内装等々、レトロな雰囲気。 |
5F。渋谷東急の三省堂書店 #1。 |
5F。渋谷東急の三省堂書店 #2。 |
5F。渋谷東急エントランス。 |
6F。渋谷東急2 #1。 |
6F。渋谷東急2 #2。 右側の本屋は「COMIC STATION」。 |
8F。五島プラネタリウム #1 円筒形の入場券売り場。この造形は開館時そのままだと思う。懐かしいなぁ・・・ |
8F。五島プラネタリウム #2 円筒形の入場券売り場。 |
8F。五島プラネタリウム #3 エントランス部分を21mmワイドコンバージョンレンズで撮影。式典が開催中だった。 |
8F。五島プラネタリウム #4 入場券売り場に展示されていた機材。真空管式のアンプ等々が見える。なお、プラネタリウムは2001年3月に閉館しているそうだ。 |
階段室 #1 建物奥にある階段も、結構凝った作りになっている。この階段は位置が奥まっていたため、普段あまり目にすることがなかった。 |
階段室 #2 この几帳面な造形が、昭和を感じさせる。 |
2F→1Fの踊り場 レトロな電飾は、開館当時からあったモノではないだろうか?幼少の頃から記憶している。悔やまれるのは、電飾の動作を動画で撮影しておかなかったこと!残念無念である!!! |
JR渋谷駅への連絡通路口 JR渋谷駅連絡通路からは、斜めに入口が設けられていた。 |
最後の一枚 JR渋谷駅連絡通路からガラス越しに撮影。 |
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