Chromium OS(クロミウム・オーエス)の起動画面。VMWare上で仮想マシンとして動作させているところ。
※高解像度でご覧になりたい方はこちら。


■クロミウムOS (2010/06/20)

 ずっと前から気になっていたのだが、ようやく時間が出来たので、Google Chrome OSの開発版であるChromium OS(クロミウムOS)をVMWare上仮想マシンに入れてみる。と書いたけど、実際の作業は、ここに落ちているVMWare仮想ディスクイメージを拾ってきて、VMWareの設定ファイル「chrome-os.vmx」を、これまたWEBに落ちていたもので作成しなおしただけなので、作用としては超カンタンである。なお、クロミウムOSについてはここが詳しい。一応、vmxファイルも、ここに置いておいたので、使いたい方はご自由にどうぞ。

 でもってさっそく起動させてみたのだが、どうも筆者のメインマシンとは相性が悪いみたいで、ブリッジ接続のネットワークを認識したりしなかったり、あるいは動作が非常にトロかったりする。そもそもVMWare Serverで起動させたのが悪さをしているのかもしれない。起動だけであればVMware Playerで十分だ。あるいは、筆者のマシンはワヤクチャ状態なので、動作プラットフォームとして根本的に難有りなのかも知れないなぁ。。。

 それはともかく、何とか動かすことができたクロミウムOSは、非常にクールである。ログインIDはGMailのものを使用する。即ち、一番最初からネットワークに接続することを前提に作られているのだ。最初に現れる画面は、GMailのフォルダだ。後は全てWEBブラウザであるGoogle Chromeで対応するという、徹底的なクラウド志向である。

 2010年6月末日現在で入手できるクロミウムOSのVMWareイメージ版は、「chrome-os-0.4.22.8-gdgt.vmdk」。OS上のクレジットでは「4.0.253.0(32516)」と表記されている。2009年11月19日に公開されたソースを元にビルドされたものと思われる。実際の出荷は2010年後半となっているが、一体どのような形で出てくるのか、今からタノシミなのである。

※追記
 ウィキペディアに面白い記載があった。マイクロソフトのバルマーCEOの言だ。「そもそもChrome OSとは、実のところどのようなOSであるのかさえ理解できていない。たった今、(Windowsに対し)競合する注目の存在としてリストに加えたところである」(2009年7月30日談)だってさ。もちっと勉強しとけよ!!!

クロミウムOSのログイン画面。最初一瞬「IDとパスわかんねぇよ!」と思っちゃう所であるが、GMailのアカウントとパスワードを入力すれば良い。というワケで、コイツを試す前に、必ずGMailのアカウントを作っておこう。
※高解像度でご覧になりたい方はこちら。

WEBブラウザであるGoogle ChromeでFunkyGoodsのページを見る。普段使っているWEBブラウザと全く違和感は無い。これがOSそのものだとは・・・
※高解像度でご覧になりたい方はこちら。

アプリケーションも色々と用意されている。カレンダーやE-Mail、電卓といった基本的なものから、YouTube閲覧やチェスといったゲームまで。将来的に無敵になりそうな気配濃厚である。
※高解像度でご覧になりたい方はこちら。

クロミウムOSのクレジット画面。ヴァージョンは「4.0.253.0(32516)」となっている。
※高解像度でご覧になりたい方はこちら。

電卓!なんかショボい・・・
※高解像度でご覧になりたい方はこちら

チェスもプレイできるお!こっちは妙にリアリティがある。
※高解像度でご覧になりたい方はこちら

YouTubeにアクセスしたところ。
※高解像度でご覧になりたい方はこちら

テーマ・ギャラリーなんてのも用意されておる。
※高解像度でご覧になりたい方はこちら

<< Menu Page



Copyright (C) Studio Pooh & Catty
1996-2010