最終版テストマシンの外観。但し電源は除く。1994年製造の、VL+ISA+PCIの80486DX-33MHzマザーボードをベースに組み上げた、これが最終形である。 高解像度でご覧になりたい方はこちら。 |
■退廃的互換機趣味(其之二十七) (2009/09/27) 【最終形】 この「退廃的互換機趣味」第一回目が掲載されたのが、2008年9月15日である。以降、1年の長きに渡り、このバカな企画を継続してきた。おかげさまで我ながらホントウに呆れかえるほど無駄で無意味な企画となり、筆者自身所期の目的を達成したことに、至って満足している。でもね、これだけ役に立たない記事を1年間も書くってのも、結構根性が要るんだよ。今回、「最終形」なんて題名を付けると、これをもっていよいよ本企画も終了するのではないか?と思われる方もおられるかもしれないが、そんなこたぁ無いんだな、これが。。。線路は続くよどこまでも、である!今回の最終形は、80486というCPUを用いたテストの「最終形」なのだ。よって、これからは、いよいよもって、さらに混沌と混乱の世界に突入することになる予定なのだ。 とりあえず、発掘してきた「VL+ISA+PCI」という、マルチI/Oも付いていない1994年製造の80486DX-33MHz CPUベースの実験は、これをもって終わりとなる。最終的なマシンスペックであるが、下記のようになった。
・CPU :80486DX(33MHz)
以上の構成で、「504MB以上のEIDE HDDが使えて」、「音が出て」、「XGAで」、「CD-ROMが付いて」、「SCSIが使えて」、「USBが付いて」、「LANにつなげる」マシンが構築できた、というワケである。オンボードでI/Oすら付いておらず、しかもBIOSに色々な制約があるマザーボードをベースに、現代であればアタリマエの機能を付与するためには、かくもタイヘンな苦労をしなければならなかったということなのだ。おかげでマザーボード上のスロットはフル実装。拡張カードは、もうこれ以上1枚も入らない状況である。
さて、これからこのお馬鹿な企画、どう展開するかということだが、計画はある。時代を遡って行くというのが本企画のコンセプトなので、とりあえずマザーボードを変更しよう。というわけで、バラす前の記念撮影として、今回わざわざ最終形態を掲載しておくことにする。 ※このようなお馬鹿な企画であるが、毎回アップすると一定数のアクセスが必ずあるから、世の中って不思議だなぁ。こんなページ見て、一体何を考えてるんだろ?WEBにはもっと有益なページがゴマンとあるから、こんなん見て人生における貴重な時間を潰さない方が良いよと、思わず説教したくなってしまうところだが、まあ閲覧者がいるということは、それはそれで結構嬉しかったりする。今後はより無意味に、より無駄に、よりギークに突っ込まなくてはならないと、心に誓う筆者であった・・・
合掌! |
マシン前面から見たところ。CD-ROMが二台構成になっており、うち一台はCreative専用というところが、多少(あくまで多少)マニアックなところかな? 高解像度でご覧になりたい方はこちら。 |
マシン側面。ケーブルがのたくっている。手前にあるのが、1990年製造のSCSI HDD。その容量たるや、何と105MB!('A`)。そんな容量なら別に付けなくていいよ、とツッコまれるために付けている。 高解像度でご覧になりたい方はこちら。 |
マシン側面。こちらは拡張スロット側。ケーブルでワヤクチャな状態である。 高解像度でご覧になりたい方はこちら。 |
ケーブルを取り去ったボードを真上から見る。大した機能も無いくせに、バスが全て埋まってるし・・・しかもマザーボードは試作品だし・・・ 高解像度でご覧になりたい方はこちら。 |
拡張スロット側から見る。拡張バス・スロットを全部使い切っている、っていうのも、なかなか気持ちの良いものだな。やっぱりマシンは剥き出しの状態を眺めるのがオツってもんだよ! 高解像度でご覧になりたい方はこちら。 |
斜め後方より。最終形では、もはやVLバススロットは使用していない。これはHDDにEIDEを使用するためで、致し方なかった。この点のみが悔やまれる構成だ。なお、土台として使っている二冊の雑誌であるが、「モーターファン1978年1月号」と「自動車ガイドブック(1977-1978)」である。何でこんな雑誌使っているのか?というのを説明すると長くなるので割愛する。 高解像度でご覧になりたい方はこちら。 |
ケーブルを取り去った状態で、後方から見る。 高解像度でご覧になりたい方はこちら。 |
拡張スロットに挿したカードの数々。今のマザーボードであれば、いずれもオンボードで搭載している機能ばかりである。 高解像度でご覧になりたい方はこちら。 |
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