■白内障 (2009/03/24)
白内障、と言っても人間のハナシでは無い。筆者が2009年時点で23年間乗り続けている愛車、ニッサンサニーのハナシである。実は前回の車検から整備士の方に、「ヘッドライトの光量が落ちているので、バルブのワッテージを上げて何とか通過させた」と言われてきた。原因は簡単で、ヘッドライトレンズが長年の使用により劣化、曇ってきてしまったのだ。これ以上ワッテージを上げると、ハーネス系に負担がかかるので、これが限界とのこと。よって、根本治療を行うべく、ヘッドライトの交換と相成ったのである。
本来であれば、レンズのみの部品を交換すれば良いので簡単だ。しかし、既に23年経過している車なので、レンズのみの在庫が無い。仕方なく、ヘッドライトASSY全体の交換になってしまった。旧い車を乗る人の宿命というか、パーツ不足は一番の問題である。今回はASSYであれ在庫品があったから良かったが、そうでない場合にはオークションやネットショップを探し回らなくてはならない所だった。。。
ついでに他の不具合点も直してもらう。実は最近になり、走行していると、ボンネットの上からカタカタ音がする。最初なにが原因でこのような音が出ているのか、皆目見当も付かなかったのだが、調査の結果、ボンネット上のエアインテークの、ゴミ進入防止用メッシュフタの取り付けビスが劣化していた。このフタ、四隅にプラスチック製のビスで、ボディカウル本体に固定されるようになっているのだが、そのうち3個が劣化のため、いつの間にか吹っ飛んでいて、残り1個で何とか耐え凌いでいた状態だった。まさに首の皮一枚で繋がっていたということである。
幸い、部品はビスの在庫があり、フタ全体を交換すること無く済んだため、費用は微々たるものであった。因みに、このフタの部品番号は向かって左側が「66830」右側が「66831」、問題のビスは「66830H」だそうだ。(ヒマだから、ニッサンサニー主要整備部品カタログ全イラスト付き1991年12月発行を見て調べた・・・)。なお、このニッサンB12型昭和61年製セダンスーパーサルーンは、筆者の目の黒いうちは、乗れる限り乗る予定である。って言うか、普段使いに、これ以上のクルマ要らないし、亡父の形見でもあるからして・・・・
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