井の頭公園の撮影スポットの定番。ボート乗り場。ここの写真はどのように撮影してもそれなりに絵になるので、便利である。筆者もロシアカメラを愛用していた時には、標準撮影ポイントとして使用していたものだ。

■散策 (2009/03/19)

 最近籠もって仕事することが多く、精神的にかなり負担がかかっており、筆者行きつけの心療内科の先生からも「お外に出て緑の多いところでお散歩でもするヨロシ」とのご助言を頂いたこともあり、近所の公園へ散歩に出かけた、ってここまで書いて思ったんだけど、この文の使い回し、もう三回目じゃん。。。まあいいや、事実なんだし。

 実際、2月末くらいから猛烈に余裕が無くなった。精神的な余裕である。実は今、FunkyGoodsのオリジナル企画が進行中であり、その打合せで出版社へ行くことも多くなった。本業の方も、某案件でかなり大がかりなスキームが構築でき、現在これまで筆者が書いた中でも最大規模の明細書を書きつつあるところだ。加えて競合他社の動きが激しい。よって、時間的な余裕が無い。いつ後ろから追い抜かれるか、という思いを常に抱きつつ生きているのも辛いものだ。早く解放されたい。

 でもって、徹底的に根を詰めて作業していたのだが、やはり限界はある。精神的にもうダメポの寸前まで逝ったので、今日は一日お休みして、いつものように井の頭公園へ散策に出かけた。3月19日木曜日である。平日である。なのに何なのだ、この人出は!老いも若きも沢山の人がいる。とても平日とは思えない・・・まあ、余裕があるってのは良いことだから。。。

 この東京は最高気温が23.4℃(13時)まで上がり、暑いほどであった。すっかり春だねぇと桜の枝を見ると、まだつぼみの段階だ。春分の日の前日、公園のベンチにこしかけて空を仰ぐと、飛行機雲が一筋つぅと伸びて消えて行く。長閑だねぇ。。。ホント、このITという業界からは早く足を洗いたいものだ。ホリエモンじゃないけど、生き急がなくてはいけないのが常識の世界だから。

京王帝都井の頭公園駅の前にある喫茶店「宵待草」。このお店は大変有名で、各紙に掲載されている。中もレトロで趣がある。公園の真ん前ということもあり、窓から見える緑も美しい。

2009年3月19日木曜日午後2時に撮影した桜のつぼみ。開花宣言はまだであったが、もうすぐにでも開きそうな状況だった。

園内にある弁財天への参道。あまり目立った場所に無いため、気が付かない人も多い。大変ちいさなお社で、池のすぐ淵にある。

弁財天のお社。家内安全、交通安全、無病息災、商売繁盛をお願いしてきた。ちょっとお願いが多すぎたかもしれない。

ベンチに座って空を見上げると、大木が覆い被さるように見えた。この木何の木気になる木じゃないけど、名前は忘れた。というか詳しくないからわからん。

初春の空をつぅと横切るように飛行機雲が伸びていた。春先の日差しを浴びてウトウトしながら、ウツロな目で飛影を追う。上空から見る景色も、さぞかし良いだろう、などと思いながら。

「春の日や あの世この世と 馬車を駆り」


動画1.空中を横切る飛行機雲を、あわてて撮影した。途中ズームしてるけど、見事に対象物を見失っているところが滑稽である。なんだかなぁ。。。
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動画2.お茶の水
公園の西の端にある源泉。お茶の水と呼ばれている。側に立て札があり、その来歴が記されていた。「その昔、当地方へ狩に来た徳川家康が、この湧き水の良質を愛してよく茶をたてました。以来この水はお茶の水と呼ばれています。by 東京都」とのことで。
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