発掘してきたCD-ROMドライブ。どちらもCREATIVE純正品であり、SoundBlaster16の専用CD-ROMとしてリリースされていたものだ。右側が1993年製造で専用キャディーを必要とする旧式。左側が1994年製造で、トレー方式のため専用キャディーは不要の標準型。
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■退廃的互換機趣味(其之十) (2009/02/10)
 【そうだ!CD-ROMドライブを付けよう!!】

 この退廃的な企画も、ついに10回目を迎え、待望の二桁の大台に乗った。書いてる本人も呆れるくらい、どうしようもない内容なのだが、ある日、果たして読む奴がいるのだろうかと疑問に思いページアクセスを集計してみたところ、意外や意外、結構な数の人間が見ているようで、驚いている。それだけ世の中退廃的になってきたのか、はたまた暇人が多いのか・・・

 まあ、いいや。誰も読まないページを作成するより、たとえそれが変人(失礼!)であったとしても、観客は多いほうがやる気が出るというものだ。そこで今回は、悲願のCD-ROMドライブを接続してみることにした。こう書くと、なんかCD-ROMドライブを接続するということがタイヘンなことのように思われるかもしれないけれど、本企画で使用しているマザーボードでは実際タイヘンなのである。IDEのI/F及びBIOSはE-IDEをサポートしていないので、ATAPI対応になっていない。従って、唯一のI/Fとして使用できるのが、サウンドボードであるSoundBlaster16の専用CD-ROMコネクタなのである。

 で、そのI/Fに接続できるCD-ROMを王家の谷こと産廃倉庫から発掘してきた。どこにしまったかが判らなくなって久しかったため、その発掘には約1時間を要した。隅に置かれた段ボール箱の中に、そのまま剥き出しで放置されていたのを見た時は、「あ、こりゃダメポだな」と思った。まあしかし、昔の製品であることからして、今と違い製造時の冗長性が高いであろう。というわけで、動くかどうかわからないけど、とりあえず2台を出してくる。

 両方ともクリエイティブ純正のCD-ROMドライブであり、SoundBlaster16の専用コネクタに接続して使用する。1993年製造のものは、キャディーを必要とする古いタイプのもので、ベゼルも黄色に変色し、いかにもダメポだ。もう一方の1994年製造のものは、通常のトレー式で、こちらは割と状態が良い。40Pinのフラットケーブルを介してテストマシンのSoundBlaster16カードに接続し、Windows95を起動させたところ、自動認識こそされなかったが、手動で認識させることに成功した。ドライバはWindows95のCD-ROMに入っている松下寿製のものが、そのまま使用できる。

 トレー式タイプは全く問題無く動作した。しかし、キャディー式タイプは、認識はされるが、どうやらCD-ROMが回転していない。スピンドルが固着しているようである。これは、古いHDDに久しぶりに電源を入れるような場合に良く起こる現象で、対策としては「叩く」。昔のTVじゃないんだから、それはないだろう!と思われるかもしれないが、実際この手法は効く。但し、手加減は必要だ。今回の場合も、数回叩いてやったら、何事も無く動作し、正常に読み込みもできた。意外と壊れないモンなんだねぇ・・・

CD-ROMドライブの正面。下は1993年のキャディータイプのもの。上は1994年のトレー式。こうしてみると、キャディータイプの方の汚いこと・・・


1993年製造のCD-ROMドライブの銘板。1993年3月製造となっている。メーカーは松下寿。型番はCR-523-Bと読める。
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1994年製造のCD-ROMドライブの銘板。1994年11月製造となっている。メーカーは同じく松下寿。型番はCR-563-Bと読める。
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CR-523-BのCD-ROM挿入方法。キャディー式はCD-ROMの盤面をキャディーが覆うため、キズがつきにくいというメリットがあった。初期の頃のCD-Rドライブにも使用されていた。今はさすがに見ないねぇ。。。
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キャディーへのCD-ROMの格納方法
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でもって、実際にマザーボードに搭載する際には、サウンドカード(SoundBlaster16)の専用I/F端子に、40Pinフラットケーブルを介して接続する。
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Windows95上で認識されたCD-ROMドライブ。中にはWindows95のCD-ROMを入れているのだが、なぜか名前が「Win95 2 5fu」とか出ていて、結構気味悪い。

CR-563-Bを接続した時の、デバイスマネージャの状態。「MATSHITA CD-ROM CR-536」と正常に認識されている。

CR-523-Bを接続した時の、デバイスマネージャの状態。「MATSHITA CD-ROM CR-52X」と出る。末尾まではIDが入っていないのか。。。

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