■バルブコアのハナシ (2008/05/07)
絶好調で乗っていたFIAT 500であったが、先日駐車場に帰ってきてふと右前輪を見ると、なんとなく凹んでいるようだ。親指で押してみると、明らかに空気圧が下がっている。筆者の500はアルミホイールにチューブタイヤという構成であるが、どうやらチューブの破損もしくはバルブコアの劣化が想定された。さっそく近所のタイヤ館に行き、調べてもらう。
原因はやはり、バルブコアであった。現代のクルマであれば、1個250円程度のバルブコアを交換すれば良いだけのハナシなのだが、筆者の500の場合、そうは行かないことが判明した。筆者もバルブコアには長短二種類存在することぐらいは知っていた。筆者の500には、このうち短いタイプが使用されていたのであるが、現行製品と形状が微妙に異なるのである。
さっそく、筆者の主治医であるオンタリオSSさんにご相談。すぐに数種類のバルブコアを送付して頂いた。どうやら、短いタイプのバルブコアにも二種類有ることが判明。筆者の500は、短いタイプの、さらに短い先端に突起の無いものが使用されていることが判った。因みにチューブタイヤの場合、通常バルブコアはチューブに付いてくるものを使用する。従って、同じチューブタイヤでも、長いタイプのバルブコアを使用することもあれば、短いタイプの一般的なものを使用することもある。
たかがバルブコア、されどバルブコア。。。この世界は果てしなく深いのであった・・・
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