■登記内容の確認 (2008/01/24)

 昨日、東京法務局杉並出張所へ登記書類一式を提出し、後は補正日を待つばかりとなった本日、さっそく法務局から携帯に電話がかかってきた。連絡があるということは、提出書類に不備が生じた、ということである。ドキドキしながら内容を確認すると、実は大したことでは無く、電話での確認で済むことが判明し、安心する。なお、今回修正されたところは、下記の通り。

 ・「公告をする方法」の表現の修正
会社定款に「当会社の公告は、官報に記載してする」と書いていたため、別紙OCR用紙にも同様に書いたのだが、「当会社の公告は」までの文章は不要。よって法務局側で削除する。

 ・「株式を発行する旨の定め」の表記の削除
新会社法では、デフォルトで株券を発行しないことになっている。そのため、株券を発行する場合のみ、この項目を書かなくてはならない。筆者の会社の場合は、株券を発行しないので不要である。そのため、別紙OCR用紙に記載された欄そのものを法務局側で削除する。

 ・「書類等設置場所」の項目の削除
別紙OCR用紙に「書類等設置場所」の欄を記載したが、これは会社定款に書かれていないので、法務局側で削除する。

 いずれも、別紙OCR用紙での記載の修正となっている。別紙OCR用紙は、かように書き方が難しい。その上、各法務局ごとにローカルルールがあるようで、細かいところが地域によって微妙に違ったりする。この辺りは、行政書士先生に作成をお願いすれば、多分一発で通るんだろうけど、シロウトがやると1〜2回程度は出し直しとなる可能性が高い。ところで、今回電話だけの対応で済んだのは、別紙OCR用紙の「訂正印」欄に、予め捨て印を押して提出しておいたためだ。これもTipsの一つ。ここに印鑑を押してないと、法務局まで出向いて訂正印を押さなくてはならないところだったのだ。こ〜ゆ〜のを「ノウハウ」っちゅーんだろうねぇ。。。。


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