登記日当日の東京法務局杉並出張所全景。


■会社登記 (2008/01/23)

 平成20年1月23日。20123と数字が並んだ縁起の良い日。株式会社を登記する。書類は随分前に出来上がっており、後は法務局に提出するまでとなっていた。この事前準備は全て、今日という日に登記を行うためである。なんか色々とあったが、昨年の12月12日に起業を思い立ち、会社名を決定してから約1ケ月半。意外に短い。しかも、司法書士の先生無しで、全部自力攻勢である。かかったコストはミニマムに近い。会社を興すのって、結構カンタンなモンなのだなぁと実感する。

 登記日当日、東京は朝からあいにくの雪であった。しかし、雪の日というのは縁起が良いとも言う。午後一番で東京法務局杉並出張所へ出向いた。まず最初に、一階印紙売り場で登記費用となる登録免許税15万円分の「収入印紙」を購入する。会社登記を行うのだから、登記印紙では?と思うのだが、収入印紙である!これを間違えると、エライことになるので注意すること!!!

 印紙を購入したら、無くさないうちに速攻で登記申請書の指定されたページに貼ってしまう。この時、「収入印紙」に割り印を押してはいけない!なんでも、ついクセが出て押しちゃうお方も多いようなので注意しよう。ここまでくればもう終わりも近い。登記申請窓口に、必要書類を揃えて提出するだけで良い。なお、今回提出した書類は以下の通り。

 ・登記申請書(15万円の収入印紙を貼ったもの)
 ・定款(公証役場で「謄本」という印が押してあるもの)
 ・払込証明書(資本金を払い込んだという証明書)
 ・取締役の印鑑証明書
 ・別紙(OCR用紙)
 ・印鑑届出書

 書類はすぐにチェックされず、1週間程度法務局側での内容チェックがあり、その後登記は完了する。しかし、登記日は登記申請書を出した当日にFIXされる。登記完了予定日を補正日と呼んでおり、今回の場合、平成20年1月29日となった。この間、書類に不備がある場合には、法務局から連絡がある。連絡が特に無ければ、無事手続きが進行していると考えて良い。

 ここで、登記申請の際のTipsを一つ。登記申請書の表紙の隅の方に、鉛筆書きで申請者の連絡先(携帯電話番号、住所)を書いておくと良い。もし書類に不備があった場合、ここに常に連絡が取れるところを書いておけば、処理が早く済む。これは行政書士の先生方が使う常套手段だそうである。

 これで、本日の作業は終了。ペラペラの藁半紙に極めて雑に印刷された「登記完了日のお知らせ」というペーパーを受け取ればオシマイ。しかしこのお知らせなるペーパー、ホントに印刷品質が悪い、っちゅーか何回もコピーしまくっているため、字がぐちゃぐちゃになってて結構香ばしい・・・

東京法務局杉並出張所の正門。雪の降る寒い日であった・・・

登記書類を窓口で提出すると、この「登記完了日のお知らせ」という藁半紙をくれる。これがまた香ばしい・・・字がぐちゃぐちゃに潰れるまでコピーを繰り返している。これをもらった時、正直ちょっと引いたねぇ。。。

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