■ハンコ屋さん その2 (2008/01/07) 今日は月曜日、ハンコ屋さんは絶対に開店しているハズである。実は以前から目を付けていた店があった。筆者が不眠治療その他の関係で通っている心療内科が入っているビルの1階にあるのだ。これも何かの縁であろう。起業を決意して以来、ハンコを作るんだったら、この店しかない、と確信していた。この心療内科に通い始めてた時から、このハンコ屋で起業のための会社代表印を作ることが運命付けられていたのだ。物理学では、これを「波動関数の収束」と表現するとかしないとか、まあ、そんなところだ。 9時開店のお店なので、開店と同時に入った。このお店では、1/4の金曜日はお休みであったため、今年が開店初日となる。当然のことながら、今年最初のお客となった。こりゃ、縁起が良い。新会社法の施行により、起業しやすい制度となったため、会社登記用の印鑑セットなるものが既に用意されている。松竹梅とあり、上は黒水牛、下は柘植(つげ)素材と用意されている。黒水牛はさすがに目の玉が飛び出るほど高いので、ここは身の丈に合うよう、慎ましく柘植材にて発注する。 起業に必要となる印鑑は、3種類+1の合計4個。会社代表印、銀行届出印、経理用角印、それに封筒等にスタンプするゴム印である。これらが豪勢なケースに入って、柘植素材で3万円程度。因みに刻印する文字数が多いと、1文字当たり追加料金が発生するので、とことんケチで起業するのであれば、会社名は短いほど良いということになる。 筆者は、この世界に詳しくなかったので、発注後2週間くらいはかかるかなと思っていたところ、2日後の午後には納品できるとのこと。さすがプロだぜ!仕事速い!因みに、このお店では柘植素材の印として選べる字体は3種類。一般的な篆書体を採用した。また、ゴム印は、明朝体がデフォになっているのだが、これをゴシック体にすると、追加料金が発生する。この理由は、プチ謎である。
(補遺) |
Copyright (C) Studio Pooh & Catty 2001-2008 |