東京法務局杉並出張所の定款サンプル


■定款 (2008/01/06)

 正月三が日は会社の「定款」を書く!と意気込んでいたものの、結局酒とネット三昧の日々を過ごし、既に今年も6日目に入ってしまった。この期を逃したら永遠に書けないという強迫観念にも似たものに駆られ、本日一気に定款を書く。

 定款とは会社の憲法であり法律であり、公証役場で公証人の元、認証される公正証書であり、平たく言えばとても大切な文言なのである。このような法律もどきのものを作成するのは、意外とタイヘンかと思われるかもしれないが、実は案外簡単なのである。ネットで探せば見本はいくらでも落ちているし、管轄区域の法務局に行けばサンプルをもらえるから、それに乗っ取って記載すれば良い。

 筆者のタッチタイピングは、周囲の人をして「マシンガン」と呼ばしめた程高速であるから、ベースとなる原稿があれば1時間程度で書き上げることができた。しかし、これは公正証書である。誤字脱字の類は一つもあってはならないのである。ヨタ記事ライターの端くれとして、原稿作成には慣れているものの、法律用語には滅法疎い。書き上げてはみたものの、読み返すと案外誤りがある。今日のところは、とりあえずたたき台として、誤字脱字の無いものを作成し、後日公証役場に原稿を提出し、校正してもらうことにする。

 因みに筆者が東京法務局杉並出張所からもらった定款のサンプルはこちら。このサンプルでは、複数出資者、複数取締役のパターンで作成されたものとなっており、一人株主、一人役員の場合と異なり内容は複雑で大変メンドウである。


(補遺)
新会社法の適応を受け、株式会社の定款も簡素化できるようになった。自分ひとりが発起人になり、自分ひとりが出資して、自分ひとりが取締役になる、という場合には、定款の内容もかなりカンタンになる。詳細は各種専門書を一読すれば良い。ちなみに、この手のハウツー本はゴマンとあるが、筆者は「シロウトでもできる株式会社&LLC設立マニュアル(丸山 学氏著:秀和システム発行)」を参考にした。本著書は新会社法設立直前に発行されているが、内容についてはほぼ対応しており、大変判りやすく参考になる。偶然とは言え、良い本を購入したものだと、我ながら感心。。。

シロウトでもできる株式会社&LLC設立マニュアル


<< Menu Page



Copyright (C) Studio Pooh & Catty
2001-2008