押入に眠っていたSOLARIS 8のパッケージ |
SOLARIS (2006/03/19) ヒマだったので、Virtual PCにSOLARIS 8を入れて遊ぶ。押入を整理していたら、以前購入したSOLARIS 8のメディアセットが発掘されてきた。当然、intel版である。あいにく、インストールするのに適切なマシンが無い。リムーバブルHDDベイを搭載したマシンはあるのだが、肝心のHDD本体が無い。仕方ないので、もっともお手軽なVirtual PCに入れてみることにした。これなら、ホストマシン上のHDD領域を若干喰うだけ。究極の安上がり!である。 ヽ(´▽`)ノ
とはいっても、SOLARISは、Virtual PCが死んでもサポートしないOSである。しかも、インストールファイル容量もかなりデカい。最初は入らなくて当然と思っていた。しかし、意外や意外、インストールはスンナリと終わってしまったのだ。インストール後の最初のリブートも問題無く、ちゃんとSOLARIS 8が立ち上がる。ホウホウ、、、Virtual PCと言えども、結構エミュレーションの精度は高いモンだねぇ・・・などと感心していたら、やはり動作に制限があることが判明した。
インストールそのものは無事行えるのであるが、その後Virtual Machineの電源を切断してしまうと、次回再起動時に途中でコアダンプを起こすのである。どうやら、HDDのフラグメンテーション異常が発生し、OSが起動できなくなるみたいなのだ。Virtual PCでは、コールドスタートさせると、Virtual HDDの容量が動的に変更されるのだが、これが悪さしているようだということが判ってきた。対処方法として、インストールが終了したら、終了時のオプションで「状態を保存する」に設定すれば、この問題を回避することが可能であることが判明。それ以降は事なきを得ている。
現在、SUNのサイトから無償でダウンロードできる最新版SOLARISは10である。従って、今回インストールした8は、2世代前のバージョンだ。しかし、インストール終了時のVirtual HDDは、約2.34GB程度と、かなり大きめになる。一旦インストールしてしまえば、動作は格別鈍重でも無く、そこそこ使用することができる。NetscapeもVer 4.75がインストールされるので、WEB閲覧も快適だ。サポート外とはいえ、Virtual PCもそこそこ頑張るものである・・・・でも、ついにSOLARISも、SUNのサイトから無償ダウンロードできてしまう時代になったんだねぇ・・・ |
SOLARIS 8の起動画面 Virtual PCで動作するSOLARIS 8。 |
SOLARIS 8のログイン画面 GUIはOpenWindowsデスクトップと共通デスクトップ環境(CDE)のどちらかを選択することが可能。 |
OpenWindowsのデスクトップ画面 なつかしい〜〜〜。。。 |
OpenWindowsのデスクトップ画面 #2 システム・インフォメーションを表示させたところ。 |
共通デスクトップ環境の画面 |
Virtual Machine終了時のオプション設定 「電源を切る」では無く、「状態を保存する」に設定するのがミソ。これを行わないと、また一からインストールするハメになってしまうのだ・・・ |
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