34年間に渡り使い続けてきたメインスイッチ
筆者のチンクェチェントは1971年の製造であるから、実に34年間にも渡って使い続けてきたことになる。メインスイッチ背面の端子は、粉が吹いており、いつ接触不良を起こしてもおかしくない状況であった!


■チンクェチェントのメインスイッチ交換 (2005/12/10)

 筆者のチンクェチェントの主治医「オンタリオ」さんにて、メインスイッチの交換を行ってもらう。筆者のクルマは、シャシー番号から類推するに、1971年の製造だ。2005年現在で、製造後実に34年間も経過していることになる。電装系ハーネスは、2年前に全て新品に交換しているから安心であるが、スイッチは別だ。今回、念のためイグニッションをON/OFFさせるメインスイッチを、新品に交換した。

 取り外した部品は、さすがに年相応にくたびれていた。接点は錆が浮き、いまにも接触不良を起こしそうだ。こんな状態で、良く走っていたものである。しかし、チンクェチェントのパーツ供給事情は、ホントウに恵まれている。メインスイッチのような部品でも、新品が入手できるのは大いに助かる。
ヽ(´ー`)ノ

 今回の部品交換に伴い、当然ではあるが、クルマのキーも変更になった。新しいキーは、FIATのロゴが入る今風の形状のものだ。一方、今まで使用してきたキーは、形状がレトロで趣深い。

メインスイッチ外観
経年劣化で、端子台は粉ふき状態。今まで良く耐えていたものだ・・・

新品のメインスイッチが入っていた外箱
イタリア製新品部品に交換。これは、スイッチが入っていた外箱。TRW Sipeaという製品。

新旧キーの比較
右側が、これまで使用してきた古いキー。左側が交換した新品。キーについては、旧型の方がレトロで雰囲気が良いなぁ・・・

フロントのトランクルーム裏側から見たメインスイッチ搭載箇所
トランクルームの裏側から、メインスイッチが搭載されている場所を見たところ。赤い枠で囲まれている部分が、メインスイッチ。その上側にあるアルミの容器は、灰皿の裏面。構造が簡単なチンクェチェントは、灰皿がフロントのトランクルーム内部に出っ張っている。田中むねよし氏著のコミックス「フール・オン・ザ・ホイール」で、FIAT 500を駆る主人公の西本が、この灰皿孔を吸気口として利用したスーパーチャージャーを構築し、フェラーリに戦いを挑んだコトは、一部マニアの間では有名・・・

付け替えたメインスイッチ
でもって、これが付け替え終了後のメインスイッチ。画面左側にちょこっと見えるデジタル時計は、西友にて99円(!)で購入したもの。しかし、新品の時計が99円!というのも、良く考えるとかなりショックな状況である。。。


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