携帯型プラネタリウム「Handy HOMESTAR」
(株)セガ・トイズが発売している、携帯型プラネタリウム。あのHOMESTARの小型版である。価格は1,000円。比較のために置いた隣の単三乾電池が大きく見えることからお判りと思うが、本体は大変小型である。


■Handy HOMESTAR (2005/12/08)

 HOMESTARといえば、世界初のレンズ式投影方法を採用した、家庭用プラネタリウムとして有名。セガトイズが発売している。しかし、入手が困難であることと、何よりも価格が高い。某オクでも、ほぼ新品で2〜2.2万円は下らない。で、こうした高額商品(光学商品?)に手が出ない一般大衆向けに、携帯型プラネタリウム「Handy HOMESTAR」が発売された・・・と書くと、余りにも情緒が無いが、要はいつでもどこでも、星空のロマンを感じ取ることができるように開発されたものが、このHandy HOMESTARなのである、と言い直しておく。
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 こちらの商品も、同じセガトイズの製品であるが、価格はグッとお手頃になり、1,000円也。しかし、入手困難であることは変わらず、これも某オクよりゲトーしたものである。小学生の頃から、今は無き東急文化会館の五島プラネタリウムに入り浸り、スゲェスゲェ!とカンドーしまくっていた筆者としては、できればHOMESTARに手を染めたいところではあるが、台所事情が思わしくないこともあり、ここは先ず、廉価版から攻めてみようと考える。手のひらに乗るサイズで、覗き穴を見ることで満天の星空を体験できるという、箱庭的発想も気に入った。
ヽ(´ー`)ノ

 さて、商品届いて、あまりの小ささにビツクリ。箱には穴があいており、梱包したままで動作させることも可能である。電池はCR1220ボタン電池が2個、テスト用に搭載されているので、すぐに使用可能だ。フィルムカートリッジ方式を採用しており、星空のみと、星座ライン付きの2種類を選択することができる。このあたりのギミックは、なかなか良くできている。

 しかし、実際に覗いてみて、「?」。ちょっと想像していたものとは違うゾ。そりゃ、キレイな星空が見えるのは事実なのであるが・・・光学系の限界から、焦点は中央部分のみ合致しており、周辺部はボケて見えるというのも、違和感があるのかもしれない。結論から言えば、ホンモノのHOMESTARがスゴイ、スゴイと評判だったこともあり、どうも過剰な期待をしすぎてしまったようだ。やはり廉価版は廉価版と割り切らなくてはいかんなぁ。。。Handy HOMESTAR、結局HOMESTARを買わざるを得ない状況を作り出させてしまう、恐るべき拡販商品なのであった・・・・

ヽ(`Д´) ノ

 合掌!

Handy HOMESTAR 外箱
箱に入れたままで、動作状況を確認できるようになっている。

Handy HOMESTAR 交換カートリッジ
星空のみと、星座入りの2種類が用意されており、このようにカートリッジを入れ替えて使用する。この辺りのギミックは良くできている。カートリッジ挿入口の反対側にはスイッチがあり、押している間ダイオードが発光して、このカートリッジ越しに星空を見る仕組み。


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