さて、こういったCD-ROM媒体のソフトをAmiga Foreverで動作させる方法であるが、エミュレータが起動しているPCのCD-ROMドライブを物理的にマウントする、という方法が一般的かもしれない。しかし、それでは余り能がないし、いちいちCD-ROMメディアを入れなくてはならず面倒でもある。そこで、「バーチャルCD革命」を用い、CD-ROMをコンテナ化してNAS（Network Access Strage）に格納し、それをAmiga Forever上でマウントする方法を試してみた。

　ここで問題となるのは、ソフトウエアのプロテクトであるが、幸いなことに、当時のCD-ROMベースのソフトは、CD-ROMというメディアそのものが普及しておらず、また複製も困難であったため、プロテクトをかけていない場合が多い（一方、FD版については、ガシガシにプロテクトが入っている）。そのため、CD-ROMの内容を、そのままコンテナファイルに落とし込んでも、ほとんどの場合問題無いものと思われる。

　以下に簡単に方法を記載しておこう。