■古物商 (2005/10/10) 実は筆者は古物商である。正確には「事務機器商」として、東京都公安委員会の許可を受けている。古物商は、毎年一回開催される、地域防犯協会主催の講習会に出席せねばならぬ。この講習会において、古物台帳のチェックと年会費を納め、2時間30分を越える講習を受けることになる。これがまた、なかなか大変なイベントだ。特に最近、盗難品がリサイクル店に持ち込まれるケースが多いため、講習会では、このような品物を見かけたら即警察に届けるよう、それはくどいほど説教されるのだ。なんとも、物騒な世の中になってきたもんだ。 ヽ(`Д´) ノ 古物商は、色々と義務を課せられ大変なのである。古物商の三大義務というものがある。これは「取引相手の確認義務」「不正品の申告義務」及び「帳簿等への記録義務」と定められている。以前はあやふやでしかなかった、HPを使用した物品の販売についても、平成15年から明確に定義された。法改正により、HP上で古物の販売を行う場合には、所轄警察署へURLを届け出る必要があるのだ。筆者もそのうち、このHP上で収集品の販売を行おうと画策しているので、この点は重要である。違反すると10万円以下の罰金刑だもんねぇ・・・
さて、毎回出席しているこの講習会では、受講終了の証として、ステッカーを配布している。これを店舗等の軒先に貼って、「ちゃんと講習を受けていますよ!」と明示しなくてはならんのだ。このステッカーであるが、以前は「警察マーク」のみのシンプルな構図であったのだが、なんか知らんが今年から「鷹」だか「鷲」だかをあしらった、やたらドスの利いた図案になってしもうた。「不正品は見逃さんでぇ〜!」ということを強調しているのであろうか?
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「法令講習会受講済之証」 左側は、去年まで使用されていたもの。警察マークを全面に出したシンプルなデザインであった。右側は本年度版で、なんかしらんが、異様にドスの利いたデザインになってしまった・・・ |
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