ブロンズ新社刊「リサとガスパールのであい」表紙
アン・グッドマン/文、ゲオルグ・ハレンスレーベン/画の絵本。


■リサとガスパールのであい (2005/10/05)

 最近、精神的にちょっと疲れたので、こういう絵本を読みたくなった。アン・グッドマン/文、ゲオルグ・ハレンスレーベン/画の「リサとガスパールのであい」は、リサシリーズとして15冊以上出版されているうちの、最初の巻である。吉祥寺パルコにあるカルトなショップに平積みで置かれていた。物語はというと、実にわかりやすく(そりゃ、絵本だから当然だな)、転校生のリサとガスパールとは、最初はお互い反目しており、大喧嘩の後、大の仲良しになる、という、例の「タイマン張った後マブダチになる」パターンだ。実に心温まるオハナシで、たまにこういう絵本を読むとホッとする。
(´ー`)у-〜

 さて、この絵本を選んだのは、他にも理由がある。それは、ショップで発見した際に、本の脇に置かれていた本書紹介の文面である。それにはこう書かれていた。「「おまえのせいで まけたら どうなるか わかってるよね?」 なんて人間味のあるお言葉でしょう!」。確かに。絵本で使うような文句じゃないよなぁ。。。
( ̄〜 ̄)

 それともう一つ。冒頭ガスパール一家が乗っている車が、チンクェチェントなのである。画家のゲオルグ・ハレンスレーベン氏はローマに住んでいるそうだから、きっと街中を走るチンクェチェントを沢山見ているのだろう。絵本に出てくる車は、外装はブルーで、内装は筆者のチンクェチェントと同じエンジである。画は子供向きに柔らかくデフォルメされて描かれているが、内部の様子は細かいところまで、実に良くチンクェチェントを再現している。氏もひょっとしたら、ローマで日常の足に使用しているのではないだろうか???
ヽ(´ー`)ノ

「リサとガスパールのであい」冒頭に出てくるチンクェチェント
冒頭、ガスパール一家が車で移動しているところで、チンクェチェントが描かれている。外装はブルーで内装はエンジ。なんか、すごく親近感が湧きました・・・


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