インスタントヌードルタイマーの外箱
箱の表面には「調理器具ではありません」と明記されているところがご愛敬!
ヽ(´ー`)ノ


■おバカグッズ 「インスタントヌードルタイマー」 (2005/09/11)

 今日(9月11日)は、今後の日本国政を左右すると言われている、第44回衆議院選挙の投票日である。かような日に、このようなグッズを取り上げるとは、筆者もいささか能天気だと自覚せざるを得ない・・・吉祥寺パルコの怪しいアジアン・グッズ専門店にてハケーンした「インスタントヌードルタイマー」は、まんまその通り。お湯を注いで3分もしくは4分で出来る「カップ・ヌードル」専用のタイマーである。
ヽ(´ー`)ノ

 機能は単純そのもので、カップにお湯を注いでコンロ型をしたタイマーの上に置くだけで良い。コンロ部分がスイッチとなっており、カップを置くとONになる。タイマーの設定は3分と4分が選択できる。外観デザインは、ボンベを使用するポータブルコンロそのもので、前面パネルには「FUEL LOCK」と「UNLOCK」のレバーも付いているのだが、何のこたぁ無い、これは単なる飾りである!指定時間が経過すると、音で知らせてくれるが、この時の「音」が凝っている。あのピ〜ピ〜ケトルが発する「シュピィィィィィ〜〜〜〜〜」という音が、そのままスピーカーから出てくるのだ!さらに、カップをコンロの上に乗せると、4個のLEDが2個ずつ交互にホンワカと点滅し、まるで火にかけているような演出を行う。もう、ここまですれば言うことありませんがな・・・
┐(´ー`)┌ヤレヤレ

 原産国は当然のことながら中国製。ワッツインターナショナルという会社が輸入いている。値段であるが、1,380円。たかだかカップヌードル専用タイマーに千円以上払うんかい!というツッコミは、無粋過ぎるというものだ。生活に笑いを!心に余裕を!といったグッズなのである。因みに内部構造は単純極まりない。基板上には、全ての機能を制御するベアチップが1個とOP Ampが1個、搭載されているだけである。仕様によれば、LEDの使用可能時間は40,000時間、コンロ部分の耐過重量は8kg、耐熱温度は50℃とのことである。使用上の注意点として「5秒前後の誤差が生じる可能性があります。」と明記されている(細か!)。なお、外箱パッケージには念のため「調理器具ではありません」と記載されている。確かに、一見調理器具のように見えるけど、まさかこれを購入して「火が付かねぇよ!何とかしてくれよ!」ってクレーム付ける客なんて居ないと思うけど。。。

 筆者のように、職業柄カップラーメンの摂取量が非常に多い人にとっては、超便利なグッズだと思うよ。ところでミナサン、ちゃんと投票しますたか?投票は国民の義務でつよ!

インスタントヌードルタイマーの外観
ポータブルコンロそのもののデザインを採用。右端のツマミは、3分計/4分計の切り替えスイッチ。隣りのレバーは、単なる飾りである。

バッテリー格納状況
電源は単四乾電池2本を使用する。ものすごい低価格商品であるにもかかわらず、電池2本が予め付属品として付いてきたのは、驚いた。しかもマクセル製だし・・・

前面パネル
ポータブルコンロそのもののデザインを踏襲。
ヽ(´ー`)ノ

正しい使い方
お湯を入れたカップを置くだけで、タイマースタート!

タイマー動作中の演出
赤色LED4個が2個ずつ交互に点滅を繰り返す演出付き。しかも、ボワーっと付いてボワーっと消える懲りようである。そこまでやるか!

内部構造
すぐに分解して、部品点数とコストを計算してしまうのは、職業病だからしょうがない。しかし、単純そのものである。これじゃないとコスト削減できないもんなぁ・・・

制御基板のアップ
制御用PICはベアチップで搭載。スピーカー駆動用に基板裏面にOP Ampが1個付いているようである。


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