1970年大阪で開催された日本万国博覧会をリアルタイムで体験した一人として、このDVDは見逃せない！なぜか今までビデオ化、LD化されていなかった公式長編記録映画「日本万国博」が、ついに5／25、DVDで発売！翌日アマゾンから届く。参加国数77ケ国、総入場者数6,400万人という、空前絶後の万国博覧会の模様を、実に3時間近くに渡って紹介する、ドキュメンタリー映画の決定版だ。万博とはかくあるべし！を実感できる作品なのである。とにかく、このDVDを見れば、高度成長期まっただ中に開催された、驚天動地の博覧会をまた経験することができるというものだ。

　とはいっても、最近は万博以降に生まれた人が増えて、寂しいものがあるな。まあ、インターネットが普及した今となっては、あのように世界各国から出展物を集めて展示しなくても、PCが1台あればいくらでも情報を入手できてしまうから、それはそれで便利な世の中なのだがね・・・映画は、万博会場の敷地を整地している場面から始まる。万博といえば太陽の塔であり、岡本太郎画伯なのだが、その太陽の塔についても、未来の顔がクレーンで本体に取り付けられるシーンが、しっかり記録されている。カンドーもんだよ！ヽ(´ー`)ノ

　DVDの特典もなかなかリキが入ってる。万博ポストカード3枚にカラー8Pの解説書付き。しかも会場マップまで再掲載されてて、もう感涙ものですよ〜〜〜！現在40代半ば以降の年代にとっては、あの頃は良かったものだと、暫しの間思い出に浸れること請け合いの作品だが、なにしろ長尺モノなので覚悟して見る必要あり。筆者はなかなか時間が取れないので、まだ全部見てないよ。。。そういや、どこぞの企業館が出品していた「人間洗濯機」は、一体どうしちゃったんだろう？？？