■この本は危ない!「地酒 人気銘柄ランキング」 (2005/04/20)

 自慢じゃないが筆者は酒飲みであるという自覚がある。特に日本酒には目がない。現実逃避のため、ほぼ毎日飲む!飲み過ぎは体に悪いので、ほどほどに飲む!しかし、ついつい飲み過ぎてしまうのが常なので、困っている。そんな中、柴隠上人 稀瑠冥閭守 (Kerberos)氏がトンデモ無い本を買ってきた。「地酒 人気銘柄ランキング」というこの本は、筆者のような人間にとっては、天下の悪書である!それこそ焚書坑儒の対象となるべき存在である!同時に座右の書にもなってしまっていたりするので困ったものなのである! ヽ(`Д´) ノ

 出版社は株式会社フルネット。定価2,625円。267ページから成るこの本には、大吟醸・吟醸・純米吟醸・純米・本醸造の5部門について、第一位から50位まで、日本全国の地酒がランキングして掲載されているのだ。いわばミシュラン日本酒版とも言えるこの本を見れば、どの酒がどの程度好まれて飲まれているのかが、冷徹な順位で表示され、さらにその日本酒の産地、杜氏、原料米、使用酵母、日本酒度といった基礎データまでをも知ることができるという、とてつもないデータベースなのである!!!
ヽ(´ー`)ノ

 飲んべえにこんな本見せた日にゃ、どうなるか想像が付くと言うものだ。この本には正直ハマった!見事にハマった。。。なお、ランキングの根拠であるが、全国の名酒居酒屋100店舗よりの人気投票が基本となっている。解説を読むと、2年に一度改訂されており、本年発売の2005〜2006年度版は通算7冊目に当たるとのこと。意外に歴史のある出版物だったようで、いままで気が付かなかったのは手落ちとも言える。各部門とも、1位〜20位までは、1ページ1銘柄の構成となり、21位以降については1ページ2銘柄が掲載される構成となっている。

 因みに大吟醸酒部門の第一位は久保田の萬寿、吟醸酒部門の一位は出羽桜の桜花吟醸酒、純米吟醸酒部門では〆張鶴の純、純米酒部門では田酒特別純米酒、そして本醸造部門では十四代の本丸となっていた。この十四代であるが、筆者はあいにくとまだ飲んだことが無いのだが、全部門に渡り、10位以内に必ず入っているという、超人気銘柄。というわけで、大変気になる存在だ。。。(σ´ー`)σ 安くて美味しいお気に入り「八海山本醸造」(一升瓶で2,447円とお手頃!)は、本醸造部門第二位に輝いており、やっぱりといった感じである。 (丶`∀´)

 というように、今まで飲んできた日本酒や、これから飲んでみたい日本酒を検索して調査してると、こりゃもう病みつきになってしまう。そういう意味で、極めて問題!酒飲みの方は、早くこの本を購入して、人生墜ちるところまで墜ちるのが正しい廃人のあり方だと、無理矢理結論付けてしまう今日この頃なのであった・・・ (´ー`)у−〜



地酒 人気銘柄ランキング
株式会社フルネットが発行する、酒飲みにとっては大変危険な本。詳細なデータベースは、よくぞここまで調べ上げたと感動してしまうほど。この本にはとことん「参った!」


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