■へんないきもの (2005/03/05)

 最近読んだ面白い本をご紹介。今回はバジリコ株式会社発行の「へんないきもの(早川いくを著)」だ。いやぁ〜〜〜面白い!!! ヽ(´ー`)ノ。実に面白い。サブタイトルに「おまえら何なんだ」「どうしてこんなに変なのか!」と書かれている通り、この世の中に実在するトンデモない生物を、詳細なイラストレーションと共に解説した本である。初版は2004年8月。人気の高い書物のようで、同年12月には早くも12刷まで行っている。税抜き価格1,500円也。

 何と言っても著者の解説文が噴飯物だ!この方、大変に文才があると思う。とにかく読んでいて大笑いする。登場する生物の、あまりにも変な格好・習性に、著者は容赦なくツッコミを入れてるのだが、その根底には、これらの生物に対する著者自身の深い愛情さえ感じられてしまうのだな。。。
(丶`∀´)。登場する生物は全部で60種以上。深海魚から身近なモノまで、実に多様だ。途中挿入されるコラムが面白い。(特に「あのいきものは今1:アゴヒゲアザラシ狂想曲」が秀逸!)。筆者的には、深海で笑う者「オオグチボヤ」の解説が大いにウケた!地球上には、まだまだ未知のモノが生息していることを示す好著である。


へんないきもの
バジリコ株式会社発行。ISBN4-901784-50-1。税抜き1,500円。文句なしに楽しめる一冊!!


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