#38 T1 |
【解説】 1985年、シュワちゃん主演の「ターミネーター(T1)」が公開された時、筆者はリアルタイムで映画館へ見に行ったものです。この作品はもう、解説不要の古典的名作になってしまっていますが、公開当時から気になっていた点がありました。映画開始後37分頃のところ、ディスコ・テクノワールから脱出したサラ・コナーとカイルを、シュワちゃんことターミネーターが追いかけるシーンです。ターミネーターの視野に、ぬゎーんと!「ニーモニック」言語が表示されております。これも、好き者の映画マニアの間では有名なハナシですね。「LDA」とか「STA」といったコマンドが出力されていることから、ターミネーターは「6809」で動いているんだ!なんて評判になりました。ホントウにどうでも良いことです。でも、当時シングルチップマイコンのエンジニアとして、Z80のアセンブラでプログラムをコツコツ書いていた筆者としては、タイヘン気になったシーンなのでした。 というワケで、今回の猫マンガは、ちょっとマニアックなネタですが、T1のこのシーンへのオマージュです。しかし、改めて言うことでは無いですが、これだけの超高性能サイボーグ(アンドロイドと言った方が良いかな?)が、6809で動いていることもさることながら、何で追跡シーンのようなソフトウエア負荷の重くなるところで、わざわざ自分の視界にニーモニックを出力して確認してるんだぁ?と。。。これはもう大受けを通り越しちゃってシュールとしか言いようがないですなぁ・・・ 今回このマンガを制作するに当たり、なるべく実際の映画シーンに似せるため、わざわざT1のDVDを引っ張り出してきて確認してみました。しかしオレもヒマだなぁ。。。DVDでは画質が粗く、細かいコマンドまでは確認できませんでしたが、まあ、できるだけ近いところまで再現したつもりです。 ヽ(´ー`)ノ
|
Copyright (C) Studio Pooh & Catty 1996-2012 |