P/ECEのパッケージ
P/ECEのパッケージは質素そのもの。本体と簡単な取説、ソフトウェアCD-ROMという構成だ。初代機の型番は、PME-001。
白P/ECEと銀P/ECE
P/ECEにはカラーバリエーションがある。左側は、本体の色が白い通称白P/ECE。パッケージも初代機である銀P/ECE(右)と異なる。
P/ECE本体
電池込みで92gしかない超小型ゲーム端末。隣の単三乾電池が大きく見えるほどだ。
P/Editの祖先#1 JMEMO
P/Editの遠い祖先にあたるのが、HP95LX上で動作する日本語エディタのJMEMOである。
P/Editの祖先#2 JEdit
柴隠上人 稀瑠冥閭守 (Kerberos)氏が開発したPsion Series 3a系マシンで動作するJEdit。Series3やSiena、Workaboutといった各種Psionシリーズ用のものが利用可能。
P/Editの祖先#3 PED
JEditは、その後CGA汎用機向け日本語エディタのPEDへと発展する。写真は、SHARP PC3000上での動作画面。英語環境DOSのままで、即日本語が使えるようになるPEDは、謎パ~機マニアにとって非常に便利なアプリケーションであった。
ATARI Portfolio上で動作するPED
液晶画面の仕様が特殊なATARI Portfolio専用のPEDは、ハードウェアリソースに応じて3種類が用意されていた。
P/Editのアイコン
インストールが完了すると、メニュー画面にP/Editのアイコンが登録される。
P/Editの起動画面
画面下のシステムラインには、「∴」記号が表示されている。この状態で日本語を入力する。
「日本語」と入力しているところ
SELECT、START、十字カーソルキーを駆使して、かな漢字変換を行う。難しそうであるが、慣れてしまえば、意外と簡単に入力することが可能。
P/Editのポップアップメニュー
カーソルキーの移動、英数字の入力、ファイルの保存や終了処理などは、Aボタンを押し、ポップアップメニューを表示して行う。メニューは三画面分あり、十字カーソルの左右キーで切り替える。
P/Editのバージョン情報
現在のバージョンは、2.08。プログラムは、筆者の個人HPよりダウンロードすることができる。
P/Editでの日本語表示
P/ECEに転送した日本語テキストファイルの閲覧も可能。
P/Editの起動画面
入力画面(左上)、保存画面(右上)、バージョン表示(左下)、メニュー表示(右下)