■その他の機能 1)Find 文書データの中に、検索キーとなる文字列が含まれているものを検索します。手順は以下の通りです。
現在表示中のデータのタイトルと作成年月日、レコード番号を表示します。 3)About プログラムのバージョン等を表示します。 4)Pause データ編集中に電源を切断し、待機モードに入ります。[ON/CLEAR]キーを押すと、起動画面に続いて、編集中の文書データがスクロール表示されます。([EXE]キーで編集画面に戻ります) 5)2000年問題への対応 Psion Organiser II XPは、西暦2000年問題のため2000年以降の日付設定ができません。これを解決するためのパッチが公開されていますが、標準内蔵プログラムの「TIME」にパッチを当てるもので、残念ながらその他のアプリケーションがマシンのROMルーチンから取得する日付は変わりません。俳句PADでは、文書保存時にタイトル名を省略すると自動的に現在の年月日がタイトルとして保存されますが、上記の問題を回避するために、以下の方法を採用しています。 上述のパッチを当てて日付設定をした場合には、俳句PADでもその日付が用いられます。これは、パッチを当てたTIMEと同様の年の値の修正処理を行っているためです。具体的には、マシンから得られた年の値に84を加えて利用するという簡易なものです。パッチを当てたTIMEでは、内部的にこの処理が行われており、ROMルーチンで利用できる1900−1999という年の値を1984−2083に変更しています。因みに、この二つの期間は、カレンダー的に同一の曜日の並びとなっています。 逆にパッチを当てていない場合には、TIMEで表示される日付よりも84年進んだ値が表示されてしまいます。この場合には、TIMEの日付設定で、現在よりも84年前の値を設定すれば、俳句PAD側で正しい年の値を表示させることができます(例えば現在が2010年ならば1926年と設定する)。Organiser II XPのユーザーであれば、通常は上述のパッチを当てていることと思いますが、何らかの理由でパッチを当てていない場合には、TIME設定で対応することが可能です。 |