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タイプライターシステムなる仕組みを導入した、完全無電源方式の古典的なゲーム機、「エポック社のニュー・バスケットボールゲーム」である。必ず2名必要で、一人遊びは不可能、というより、このゲームを一人でやってる人がいたら、ちょっとコワイよ!。操作は説明するまでもなく簡単で、窪みに入ったボールを、数字キーを押して跳ね上げさせ、ゴールを狙うというもの。数字キーは0〜9まで10個設けられている。2名が向かい合って遊ぶが、数字は正逆両方向に記載されている。向かって正しく読める方が、自分の数字になる。当然、ノロノロしていると相手に先に跳ねられてしまうので、俊敏な動作が必要となる。 一箇所だけ自分だけしか打つことができない、専用の窪みというものが用意されている。「5」と書かれた場所がそれで、ここにボールが入った時は、ゆっくりとねらいを定めて打つことができるというわけだ。とはいっても、どうやって狙いを定めるのか?というような突っ込みの余地は残るが。 注意点として箱に記載されている項目は、キーは必ず1本の指で押すこと、 また同時に2つのキーを押さないこととある。そりゃそうだ。全部のキーを押していたのでは、ゲームもクソもあったもんじゃない。実際キーを操作してみるとガチャガチャとびっくりするくらい大きな操作音がする。これを夜中にやった日にゃあ、苦情が出ること間違い無しであろう。子供向けのゲーム機ということもあり、結構タフな造りにはなっているとは思うが、興奮してくるとキーを叩きつけても大丈夫なのかどうかは不明。体力と反射神経を競う、健全な時代の古典的ゲームである。(それにしても、外箱に印刷されている子供の顔、なんとかならんかいな?^^;;)
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