深夜の駐車場の500

■Mobile PRESSとBEATと猫 (1999/09/29 - 10/02)

●1999年09月29日(水曜日)
 夜、駐車場でいつものように500のアイドリングを行なう。日中は勤めがあるので、夜にならないと500をいじれないのだ。かといって、夜中ドライブするのも疲れるし、500は電送系が弱いため夜間走行中にトラブルでも起きたらコトだ。というわけで、時々エンジンを暖気運転してオイルを回してるといった状況なのである。一時期左スモールランプが不調で点灯したりしなかったりの状態だったが、ヒューズボックスを交換したおかげで、ようやくまともに点灯するようになった。しかし、メーターランプは依然点かないし、今度はリアのライセンスナンバープレートランプが調子悪い。あっちを直せば今度はこっちといった状況は、当分続きそうである。

 借りている駐車場は、幸い若干エンジン音を出しても文句を言われないようなロケーションにあり、こうして夜中でも気兼ねなくエンジンを回すことが可能だ。夏の間はやぶ蚊に悩まされたものだが、さすがに最近は涼しくなってきたため、蚊もいなくなってきた。


深夜の駐車場の500

●1999年09月30日(木曜日)
 PC WAVE誌が1999年04月号をもって廃刊となった後、連載を開始した技術評論社の「Mobile PRESS」誌秋号が発売となる。PC WAVE誌では、「波多利朗のFunky Goods」という名称で掲載していたのだが、Mobile PRESS誌では「波多利朗の FunkyCorner」と表題を変え、モバイルネタに特化した形で連載を行なっている。今回は、その第二回目で「ATARI Portfolio大図鑑、ここまで揃えりゃアンタもマル廃(地の巻)」である。例によって、ATARI Portfolioの様々な周辺機器を11品目に渡り紹介した。掲載ページ数は全9ページ。今回はテキスト・写真ともに量が多かったため、かなり密なページ構成となった。

【2014年の追記】
モバイルプレスに連載を執筆するキッカケになったのは、同じくPC WAVE誌で連載を持たれていたGPSの大家、S氏のお誘いに依る。1999年04月01日のPC WAVE突然の廃刊と倒産劇で、難民ライターになってしまった筆者に、技術評論社で記事を書いてみないか?と誘ってくれたのだ。当時、堅気な(?)サラリーマンであった筆者は、技術評論社みたいなお堅い出版社の記事連載を、落とすこと無く続けられるかどうか、正直心配であった。PC WAVE誌は、あの通りのラテンなマイナーで、言ってしまえばいい加減な雑誌だったので、休載するのも楽だったからだ。

モバイルプレスに連載するにあたり、筆者は技術評論社で編集長と簡単な面談を行った。編集長曰く、筆者の過去の記事を読んでHP200LXを復活させることができたとのことで、是非連載して欲しいと頼まれた。今にして思えば、編集長は筆者がこれほどのヨタ記事ライターだとは、思ってもみなかったものと思われる。まあしかし、おかげさまでモバイルプレスが休刊となるまで、1本も落とすこと無く連載を続けることができたのである。メデタシ、メデタシ・・・


Mobile Press 1999年秋号表紙

 会社の帰りに新橋のキムラヤに立ち寄り、SONYのポケットステーションを購入する。目的はポケステ用のソフト「どこでもいっしょ」をプレイするためだ。このソフト、キャラクターにコトバを覚えさせるというヤツなのだが、なかなかどうしてハマってしまう。ポケステは2,800円。ソフトは3,200円程度であった。いい年をした人間が、こんなゲームにハマってしまうというのも、良く考えると情けない・・・


SONY Pocket Stationと動作中の「どこでもいっしょ」

●1999年10月02日(土曜日)
 近所の飼い猫である「チッピ」が、幌を張り替えたばかりのBEATの屋根で昼寝していた。チッピはとにかくでかい猫で、これがBEATの幌で横になっていると、とても猫の昼寝には見えない。この光景は第三者によって目撃され写真撮影されたものであるが、目撃者によると「重さで幌が一部へこんでいた」とのことである。たしかに最近気温がどんどん低くなってきており、黒い幌の上は暖かいハンモックのようでさぞかし寝心地が良いものと想像される。しかし、問題はどうやってあそこまで登ったかということで、ボディーに爪で傷を付けている可能性が大きい。幸い目視では傷は発見されなかったが、それにしてもやっかいなところを昼寝の場所に選んだものだ。この「チッピ」、一回気に入ったところを見つけると、何回も利用するという癖があるようなので、今後も幌の上で寝る可能性が高くアタマ痛い・・・

【2014年の追記】
こうは書いているものの、筆者は猫に対しては、徹底的に甘い。何をされようが、文句は絶対に言わない。猫とはそういうものなのである。全てを容認しなくては、飼うことができないものなのだ。猫にとって人間は、単なる下僕に過ぎない。人間は猫に対して、無償の愛を捧げなくてはならないのである。


BEATの幌で寝る猫のチッピ

 先日ドイツから購入したAmiga 500専用画像キャプチャツール、ACTION REPLAY MK IIIで、Amiga 500のOS起動画面をキャプチャしてみた。下に掲載した画像が、Amiga 500上で動作するWorkbenchの画面である。画像は640×200のCGA画像としてキャプチャされる。画像はいわゆるインターレースとなっているため、通常画面に戻すために縦方向を2倍に拡大し、640×400ピクセルの画像として掲載している。


ACTION REPLAY IIIでキャプチャしたAmiga OS



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