1998年12月号:波多 利朗のFunky Goods
ATARI PortfolioにZIPドライブをつなぐ!



 波多 利朗の Funky Goods連載再開の第13回目。9月号以来、本業が忙しくなり休載が続いていたが、久し振りに謎パー関係のネタを紹介することにした。パームトップPCの元祖とも言えるATARI Portfolioに、パラレルインターフェースを介してZIPドライブを接続することを可能とするドライバソフト「PoFo-ZIP」である。

 このドライバソフトは、ドイツのテニンゲンに居を構えるStefan Kaechele氏がホームページ上で販売しているATARI Portfolio関連グッズの一つで、価格は当時のレートで約3000円であった。まだダウンロード販売などという便利な仕組みは一般的ではなかったため、FAXでクレジットカード番号を送付してオーダーしたものだ。

 送られてきたパッケージは、ビニール袋にドライバソフトを格納したFDが一枚とライセンス規約、ドイツ語の説明書が入っているという実に素っ気ないもので、果たして本当に機能するのか少々心配になってしまった。因みにライセンス番号は「0040」であった。しかし本体メモリが僅か128KB、サードパーティー製の特注メモリーカードを挿入しても最大で1MBの記憶容量しか得られないPortfolioに、外付けドライブとは言え100MB近いストレージを接続できるというこのドライバソフトの威力は絶大で、商用、フリーの数多のソフトをインストールしてもお釣りが来るほどの「大容量」だった。




(補記)
 本号では、囲み記事として筆者の長年の趣味である真空管ラジオキットについても紹介している。サトー電気製のキットで、使われている真空管の種類や本数により何と11種類のものが販売されていた。いずれの製品も凝った回路構成となっており、設計者のこだわりを感じさせるものであった。