波多 利朗のFunky Goodsの番外編。1994年10月に本業の出張で韓国を訪問した際に視察した龍山電子商街のフォトリポートである。筆者は同年5月に香港電脳中心を訪問して本誌に「マニアのための香港電脳中心ガイド」を執筆したが、それと比べると龍山電子商街は手堅く実用的な構成のマシンや周辺機器が多く若干面白みに欠ける印象だった。本記事では以下の少し変わったキーボード二種を紹介している。
(補記)
この出張中にソウルでのタクシー移動中にひどい交通渋滞に遭遇した。その時は道路工事でもしているのだろうと思っていたのだが、その後、ニュースで漢江にかかる聖水大橋が落下し、32名が死亡するという大事故が発生したことを知った。もう少し早くタクシーに乗っていたら、あるいはこの事故に巻き込まれていたかも知れない。まさに人生一寸先は闇ということを実感した出張であった。