例によって、FIAT 500のシートに置かれたウェアラブルカメラ、 HX-A100。
スマホはGoophone i9。これらをWiFiでつなぎ、カメラ画像を確認する。

■ウェアラブルカメラ【其の二】 (2014/07/19)

 先日届いたウェアラブルカメラの試写を行う。

 本来ならば、風光明媚なトコロにでも赴いて撮影を行うのがお約束なのだが、あいにくとそんなヒマもカネもねぇ。近場で済ますことにした。

 カメラの設定と撮影画像の確認は、スマホにパナソニックの専用アプリ「Panasonic Image App」をインストールして行う。今回は愛用の中華スマホ、Goophone i9にアプリをインストールする。カメラ本体のWiFiをONにして、スマホでカメラのアクセスポイントに接続した後、アプリを立ち上げると、カメラ画面の状態と各種設定が行える仕組みだ。

 HX-A100のヘッドセットには大小2個のアジャスターが付いてくる。有り体に言えば、頭のハチ周りに応じて付け替えるのであるが、標準では小が組まれた状態だった。自慢ぢゃないが、筆者は他のヒトと比べて、ハチがデカい。アジャスター小では、キツくてたまらない。アジャスター大を付けて、何とかセットすることが出来た。

 余談だが、アタマのハチが他人よりデカいと、色々と苦労する。先ず帽子類だ。標準の大きさではアタマが入らない。次にヘルメット。仕事の関係上、印刷会社の工場内に入ることもあるのだが、現場に用意されている最大のヘルメットでもアタマが入らないことが多い。医療検査機関の現場に入る際にもディスポーザブルの帽子を着用するが、これも標準で用意されているものではキツキツだ。以前、日経新聞を読んでいたら、筆者と同じ苦労を味わったという方のお話しが掲載されていた。某電機メーカーの会長さんもハチがデカくて苦労されたらしい・・・

 そんなことはどうでも良いのであるが、ヘッドギアを装着し、左上腕部に本体をマジックテープで巻き付けると、なかなかサイバーな雰囲気になれる。エイリアン2の海兵隊みたいだね。撮影画像は、かなりの広角だ。スタンダードモードで104°の画角がある。

 スマホでカメラ画像の向きと水平面を調整すれば、後は録画ボタンを押すだけだ。録画開始は、本体のボタンを押しても良いし、スマホ画面の録画ボタンをタップしても可能だ。録画中は「傾き補正」機能により、ある程度であれば自動的に水平方向の傾きを補正してくれる。

 試写結果は概ね良好だった。但し、マイクの品質が貧弱なのが気になる。モノラルなので期待はしていなかったが、音がチャチなのだ。

 今回は500の運転と近所の公園で試写を行った。そこそこ使えるし面白いので、次はまた別のシーンで使ってみようと思っている。



中華スマホ、Goophone i9上にインストールした専用アプリ「Panasonic Image App」の動作情況。モードはスタンダード。画角は104°。中央下の赤いボタンで、動画の録画を開始できる。





初撮影。(動画)
500のエンジンを起動させて発進するところ。



公園での撮影。(動画)



公園周回路その一。(動画)



公園周回路その二。(動画)




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