五島プラネタリウム「星の会」テキスト
1970年1月11日に開催された星の会テキストの表紙。毎回テーマを定め、専門の方が小中学生にも判りやすいように説明をする形式だった。
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■星の会 (2011/06/21)

 東急文化会館について掲載したついでに、五島プラネタリウムで開催されていた「星の会」について触れておこう。小学生の頃から熱狂的な天文マニアであった小生は、この「星の会」小学クラス、中学クラスに毎回通っていた。そこで得た知識は当時子供であった小生に多大な影響を与えることになる。星の会は会員制で、月1回の開催だった。当時はプラネタリウムが珍しかったこともあり、入会するのに結構苦労したものだ。

 で、星の会の会員証を探していたら、偶然出てきたので貼っておく。毎度のことながら、物持ちの良さには自身呆れるばかりである。五島プラネタリウムは、一般投影と呼ばれる、番組があった。これも毎月テーマを決めて、平日5回、土日祝日は6回投影を行っていた。こちらのパンフレットはB5二つ折りのものだった。これも当時モンが出てきたので掲載しておく。

 五島プラネタリウムについて、今でも記憶しているどうしようも無いことをいくつか。。。。投影前、薄暗いドーム内に座り天井を見ていると、既に星が見える。何のこたぁ無い、ドームに穴が開いていて、外の光が入っているのだった。投影ドームの周囲には、渋谷の風景が360度にわたって黒い切り抜きシートを貼って再現されていた。今考えると、けっこうイイカゲンなモンだったねぇ。投影最初は、キレイな夕焼けから導入するのが常だった。ドーム外側に沿ったロビーには、常設の展示物が並んでいた。中でも印象的だったのが、太陽観測用の望遠鏡(シーロスタット)だ。晴れの日には、太陽面を観測することが可能だった。。。

 でも、一番印象に残ったのは、やはりあのレトロな形の投影機本体であろう。鉄亜鈴みたいな格好とそれを支えるトラス構造の柱。、1950年代の質実剛健さを感じさせる。投影機本体は西ドイツ、カール・ツァイス社製のプラネタリウム投影機IV型1号機で、価格は約7000万円だったとのこと。ちなみに、当時の大学初任給は約1万円程度だったそうだ。

星の会 1963年 第13期の会員証

星の会 1969年 第26期の会員証

星の会 昭和45年 小学クラスの会員証

星の会 昭和46年 小学クラスの会員証

星の会 昭和47年 小学クラスの会員証

星の会 昭和48年 小学クラスの会員証

一般投影時のパンフレット
1969年 No.149号。丁度アポロ11号による月面着陸の直前に開催された時のもので、それに触れた記述がある。
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投影機の外観
西ドイツ、カール・ツァイス社製のプラネタリウム投影機IV型1号機の外観
(出典:科学図鑑 No1 宇宙 P102 (株)世界文化社刊 S38/04/20)
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